プエルタ・デル・ソル
なんだか、私はしょっちゅう外出してるみたいだ。
母親にはあまり外出するなと言われている。心配してるのはわかってるんだけど・・・
昨日は友人の仕事の付き添いなので、またまた「金魚のふん」で、中心街にあるプエルタ・デル・ソル(太陽の門)にやってきた。
この銅像は重さは約20トン、高さ4mの有名なマドローニョ(山イチゴの木)という木とクマさんの銅像。
渋谷の忠犬ハチ公の銅像と同じで、人々が待ち合わせするポイント。
なぜクマ?
伝説によると、アルフォンソ11世(1311-1350)がマドリッドの山で非常に大きなヒグマ「el del pardo(エル・デル・パルド)」の狩りをして、敬意を表してクマが選ばれました。 当時は、街中に熊が出没するのが当たり前の時代でした。
当時は野生動物たちも、自由に歩きまわれ、幸せだったな・・・。
なぜ、イチゴの木(マドローニョ)? 歴史的な説明は見つからない。当時、マドリードではイチゴの木がたくさんあったから。とか、マドローニョという言葉とマドリードという都市名が似ているからだろうと言われている。
このクマの銅像は今の場所が元の位置。1986年からはずっと違う場所にあり、私はそこにあるものとずっと思っていて、移動されたことなんてことは知らなかった。
数年前に、それも約10年ぶりに友人と「クマのところで会おう!」と約束をして、うきうきしながらプエルタ・デル・ソルに着いたら、いつもあったはずの場所にクマさんがいない!!
周りを見回しても見つからない・・・
あわてて、キオスコという小さな売店のおじさんにどこに行ってしまったか聞かなければならなかった。
「お前、知らなかったのか~??もう、かなり前に変わったんだよ~!」と笑われた。
ニュースを見てないとこういう目に合うんだよということを学んだ。
友人より前に到着したから良かったけれど、これが、もし、仕事の関係者と待ち合わせしてたらと考えたら、最悪だったかも。(相手に自分の知ってた間違った場所を伝えてしまって、相手が先に着いて・・・そこに銅像がない!!)
これはクマの銅像のあたりから撮った写真。 TIO PEPE (ティオペペとは、シェリー酒の銘柄)の看板も数年前に移動した。
この看板が移動してしまった時、プエルタ・デル・ソルの景色がとても変わったように思えた。以前はクマの銅像の近くの建物(アップルショップがある)の上にあった。
ティオペペの看板のある建物の前は、時計のあるレアル・カサ・デ・コレオス(旧時計台のある郵便局)。左奥に、スペインを代表する王様カルロス3世(1716-1788)の騎馬像が見える。
年末年始のカウントダウンで、日本では1月1日朝8時になる頃にスペイン全国中継される時計。
この建物の前には「キロメートルゼロ」というスペインの道路網の基準となるポイントがある。円は起点ゼロのマドリ-ドで、そこから郊外へ行く6本の街道が線で示されている。この写真はお借りしたもの。
また、ラ・メニーナがここにもいた。マドリ-ドの地図の模様のドレスを着てる。この指は私のではない。早く撮り終わらないかなと待ってたけれど、お姉さんたちが嬉しそうにしてたので、「ちょっとぉ、早くぅ~」なんてことは、かわいそうで言えずに撮ってしまった。
「ラ・マリブランカ」と呼ばれるビーナス。これはついこの間、8月に来た時にはここになかった・・・と思う。これはレプリカで、この像も移動してきたようだ。1838年までここにあったらしい。けれど、この場所の工事や都電なども通ったりで、ずっと他の場所にあった。
以前のプエルタ・デル・ソルはこんな広場のようになってなく、車の通行が多かったし、また、1871年から1949年までは都電が走っていた。この古い写真の左側に時計台がある。
オペラ座へ行く道(上の地図の左方面へ行く)「アレナル通り」。寒かった。前日は雨で、急に寒くなってきて、なんだか底冷えがした。
ビッグパンダが働いていた。お金入れなくて、ごめんね!
寒かったので、スタバで休憩。
イラストの描かれてるマグカップは約2000円。日本と同じくらいの値段かな。
もうすぐ18時・・・
18時で、鐘が鳴ってる動画。(もし、横に見えたら、ごめんなさい!音だけ聞ければ・・・)
帰る頃にきれいなピンク色の雲。
冬時間になって、日が落ちるのも早くなり、寒くなってきたので、帰宅!
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