叱らない子育てはできる?怒鳴らない親になる3ステップ!
怒鳴らないで育児することってできるの?
叱らなかったら、わがままになるのでは?
ミリオンセラー『嫌われる勇気』の
著者である岸見一郎先生は、
実は、叱ることだけでなく、
ほめることもよくないと述べています!
じゃあ一体、親はどう子どもに
接したらいいのでしょうか??
今回の記事では、岸見一郎先生が書かれた
改訂版『叱らない子育て』を参考に、
叱らないほめない子育てとは何なのか?
怒鳴らない親になるための3ステップ
子どもに対等に接する方法
この3つについて私なりの見解を交えて紹介します。
大切なのは愛情が足りないことや
今まで怒鳴ってしまったことではありません。
「今」あなたが、子どもにどう接したらいいか?
を知って、これからやっていくことです!
毎日叱ることにうんざりしていたら、
ぜひ参考にし少しずつやってみてくださいね。
叱らないほめない子育てとは何なのか?
叱るのがよくないってことは理解できますが、
「ほめない」とはどういうことなのでしょうか?
まず、叱るのがよくない理由をまとめます。
叱られて育つと、思考がネガティブになりがちで、
自分に自信を持てず、自分のやりたいことを
自ら進んで楽しむことが難しくなります。
では、「ほめること」がなぜよくないのでしょうか?
岸見先生は次のようなことを挙げています。
「ほめること」が100%よくないわけでは
ないと思います。
では、ほめること叱ることの何がマズいのでしょう?
叱る親は、子どもを自分より
下に見ているから叱っているのです。
では、褒めることはなぜなのでしょうか?
例えば、
折り紙好きな3歳の子が恐竜を折ったのを見て、
「すごいね!上手だね!」
と言うのは、一見ほめ言葉に聞こえます。
しかし、その子にとっては、
こんなの朝メシ前かもしれません。
そう言われても嬉しくないかもしれません。
相手が能力がなく、下だと思っているからこそ、
褒めることができるというのです。
ポジティブな言葉だからといって
必ずしもその子にとって、褒め言葉に
なるとは限らないんですね。
では、子どもが何か「すごい」ことをしたら
あなたは何と言ったらいいのでしょう?
子どもではなく親友だったら、なんて言いますか?
子どもを「対等」に見てこそ、子どもが本当に
喜ぶ言葉がかけられます。
子どもを叱らない親になる3ステップ!
子どもを叱らない親になるためには、
子どもを下に見ることをやめること!!
難しくないですよね?
あなたが子どもを変える必要はありません。
ありのままを受け入れてくれたと感じた子どもは、
親を困らせるような問題行動はしなくなります。
とは言っても、すぐに変わることはできないもの。
だから、子どもの前で「叱らない」と断言し、
甘い自分を戒めるといいですよ。
叱る代わりに何ができる?
叱ってしまう親は「叱るだけ」で、
その時どうすればよかったのか?
何と言えば良かったのか?の適切な行動
について子どもに教えない場合が多いようです。
あの時どうしたら良かったのか?について
子どもと話し合わないために、
また同じ失敗が繰り返され叱ります。
だから、親は叱る代わりに、
子どもとどう接すればいいかを知ることが重要。
もし、あなたが友人に早くしてほしい時、
どう言いますか?
「早くしなさい!」って言ったら、
喧嘩になりますよね?
最悪、友人ではなくなるかもしれません。
子どもも友人のように接します。
「もう少し早くしてくれるとうれしいな」
「あと5分で行くよ〜?」
「待っててくれて、ありがとう」
「早くしてくれて助かったよ」
お願いする時、感謝する時、共感する時、
おおげさに言う必要はありません。
目の前の子どもに伝わればいいんです。
少しずつ意識して、いつもの言葉を
変えていってみてくださいね!
親が変われば子どもも変わる。
以上、叱らないほめない子育てについて、
怒鳴らない親になるための3ステップと
子どもに接する時のポイントを紹介しました。
叱りそうになった時、思い出してください。
今ここで、どうするのか、どんな言葉をかけるのか?
あなたが具体的に知る必要があるのだと。
今までさんざん怒鳴り散らしてしまったから
もう難しいだろうな…
子どもとの時間がとれなくて
愛情不足だったのが原因かも…
色々事情はあると思いますが、
大切なのはこれからどう接していくかです!
あなたは悪くないのだから。
どう接すればいいか知らなかっただけ。
詳しい内容は書籍で紹介されています。
ぜひ、参考にしてみてください。
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