3歳までに決まる!?子どもの言葉の格差を克服するために親ができること!
赤ちゃんはいつから話すようになる?
他の子と比べて、遅いような気がする…
発達には個人差があるとわかっていても
言葉の発達の違いは心配になりますよね。
実は、3歳までにどれだけ言葉を
聞いたり話したりしたかで
その後の人生に格差が生まれる
というのです!!
でも心配する必要はありません。
この格差は親が積極的に関わることで
お金をかけずに克服できます!
この記事では、子どもの言葉の発達と
語彙力を豊かにするために、
親ができる方法とポイントを
わかりやすく紹介します。
今の子どもの発達段階はどこ?
言葉の発達には、おおよその順番があります。
多語文が話せるようになると、
大人からの質問に答えられます。
目安として、3歳になる頃には
日常のことなら一通り質問に
答えられるようになります。
言葉が発達する4つの条件
子どもが話せるようになるには、
次のような条件があります。
もし、言葉が遅いなと心配な場合は、
これらの条件が備わっているのかどうか
チェックしてみてくださいね。
親の語りかけで格差が生まれる
子どもの語彙力を伸ばしたかったら、
3歳までの親の関わりが特に重要です!
3歳を過ぎていても、次で紹介するポイントを
あなたが意識して子どもに話しかければ、
必ず改善していきます。
「聞く力」を育てる極意!
とにかく子どもに話しかければいい
というわけではありません。
「聞く力」は子どもと1対1で
集中して聴ける環境の中でしか育ちません。
静かな環境で、大人の言っていることに注意し、
はっきりと聴く機会がたくさん必要です。
語りかける時は、質問をするのではなく、
子どもが興味を持っているものについて
話すことがポイントです。
まだ言葉が話せないうちは、
「聴くのは楽しい!」と
思わせることの方が大切です。
語彙力の乏しさは質問不足が原因
子どもの聴力に問題がないのに、
語彙数が乏しい場合は、
親が積極的に言葉を投げかける必要があります。
子どもにとって新しい言葉を投げかけ、
くり返し使うことで語彙を増やしていきます。
例えば、電車好きの子の場合、
「右側の赤いこまちと左側の緑のはやぶさが
連結しようとしているね!」
「連結する」などの用語も使い、
「こそあど言葉」であいまいにせず
使っていくことですぐに覚えられます。
子どもが「話すことは楽しい!」と思え、
話すことがストレスにならないように
することが、上達への近道です。
会話の質が能力に差をつける!
語彙の数や多彩な表現だけでなく、
どんな内容の話をしたか?の
「質」にも注意する必要があります。
否定され続けた子は、心が安定しないため、
他人や新しいことを受け入れられず
能力を発揮することが難しくなります。
日常生活では「しつけ」のための
厳しい会話ももちろん必要ですが、
ユーモアのあるポジティブな会話が
多くなるよう心がけましょう!
バイリンガル育児中の我が家
我が家は子どもが産まれてから
ずっと韓国に住んでいます。
家族の会話は日本語で、
外の環境は韓国語の2ヶ国語です。
バイリンガル育児と言っても、
特別やっていることはありません。
むしろ、学校や外は韓国語なので、
家の中でどれだけ日本語に触れるかを
私は重視しています。
私がやっていることは日本にいる親と
あまり変わらないと思います。
1歩外に出て、学校に行ってしまえば
ありがたいことに韓国語の環境。
家で日本語を徹底することで
2ヶ国語を使えるようになっています。
しかし、家で日本語を徹底したばかりに、
3歳で保育園に入る時、息子も娘も
韓国語は挨拶くらいしか話しませんでした。
言葉は出てこないけど、相手が言っていることは
70%くらい理解できるという状態でしたが、
私は全く心配しませんでした。
なぜなら、日本語では日本に住んでいる子と
同じくらいコミュニケーションできたからです。
半年ほど保育園生活して慣れてきたころ、
2人とも韓国語が爆発的に出てきました。
同時に、園でも自分らしく
過ごせるようになり安心したのでした。
どんな言語であれ、使えるようになるには、
言葉が聞こえる
言葉の意味がわかる
発音できる
話したいと思う
こういった順序を経て
上達していくのだと思います。
なので、とにかく語りかけてたくさん
言葉のシャワーを浴びせることが大事!
親が子どもの発達段階や成長スピードに
合わせた話し方をするのもポイントです。
ただし、一方的に教え込むのはNG!
「会話することは楽しい!」と思うからこそ、
言葉が上達するのです。
親が培うべき能力
以上、言葉の格差を克服し、子どもの言葉を
豊かにするために親ができることを
紹介しましたが、いかがでしたか?
親の語りかけた言葉が、
子どもの言葉に与える影響は大です!
◆まとめ◆
言葉の格差は、お金をかけることなく
大人のかかわりで変えることができます。
子どもに上手に話しかけるために、
あなたが子どもの状態をしっかりと理解し、
子どもに合わせていく力をつけていきましょう!
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