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子育ても伝え方が9割!「イヤ」を「いいよ」に変えるコツを解説してみた。

イヤイヤ期でもうお手上げっ!
毎回子どもに付き合ってられない!

いったい、どうしたら子どもに
親の思いが伝わるのだろうか…


子どもの思うようにしてあげたいと
思っていてもできない時ありますよね。

そんな時、どうしたら子どもが動いてくれるのでしょう?


この記事では、ベストセラー『伝え方が9割』を
子育てシーンで使う方法を解説してみました!


結論から言うと、
親が思っていることをそのまま言っても
通じません!!


コミュニケーションを円滑にする「伝え方」は、
たとえ相手がわが子であっても、
上手く使えば、ストレスが激減します!

それだけでなく、家族関係や職場などでも
使えるスキルなので、ぜひ試してみてくださいね。


言う前に3ステップで変わる!

伝わらない理由は、ズバリ、親が
思ったことをそのまま言っているから!!


人は「感情」の生きもの

だから、「共感」というステップを踏むだけで、
断然「伝わる」んです!


【子どもに伝わる言葉を作る3ステップ】

1.自分の頭の中をそのままコトバにしない
早くしなさい!なんでまだ起きないの?

2.相手の頭の中を想像する
今レゴに夢中になっている
 →もっとレゴをしていたい
 →おもちゃで遊んでいたい

3.相手のメリットと一致するお願いをつくる
お願い「〜してくれないかな」「〜はどう?」
子どもが「いいよ」という言葉を作る

参照:『伝え方が9割』著者 佐々木圭一

ポイントは、ストレートに言う前に、
子どもの頭の中を想像すること!

子どもの気持ちを考えることで、
子どもにメリットのある言い方ができ、
「イヤ」が「いいよ」になる確率が上がります。


子どもが「いいよ」という伝え方は、
「7つの切り口」から作ることができます。

では、先程レゴで遊んでいる子どもが、
なかなかお風呂に入ってくれない時を例に、
7つの切り口で伝える方法を考えてみます。


【7つの切り口】

●相手の好きなこと
レゴで船を作ってお風呂で遊んでみようか?

●選択の自由
お風呂にレゴを入れて遊んでみる?それとも、
こっちのおもちゃとお風呂で遊ぶ?

●認められたい欲
この前よりレベルアップしたね!
お風呂でもレゴで遊んでみようか?

●あなた限定
〇〇ちゃんがいいお返事してくれて
ママはいつも元気がでるよ!!
じゃあ、お風呂に入ってくれるかな?

●チームワーク化
ママと一緒にお風呂に入ろう!
おもちゃと一緒にお風呂に入ろう!

●嫌いなこと回避
今お風呂に入らないと、
ママが美味しいごはん作れないな。

●感謝
いつもすぐにお風呂入ってくれるから
ママは美味しいごはんが作れるよ。ありがとう!

どうでしょうか?
私も毎日頭に汗をかきながら、格闘してます。
脳トレになって老化防止にいいです笑


これからは「早く〇〇しなさい!」ではなく、
まずは3ステップを踏みましょう。


次にあなたの子どもの「やる気」が
UPするのはどの切り口か?
を考え、
子どもに合った言葉を作りましょう。


NGだった私の事例

最近6歳の娘は、幼稚園の帰りに公園行くと、
なかなか帰ってくれず困っています。

そんな時、ついストレートに

  • 「早く帰ろう〜まだ〜?」
    →全く響いていない

  • 「ママ、トイレ行きたいから帰ろう〜」
    →「待って〜」と続いてイライラ

  • 「今帰らないと夕飯作れないよー」
    →「いいよ〜あるもので」とあっさり拒否

  • 「お友達はもう帰るよー?」
    →「そうなの?じゃあバイバイ〜」と言って
     自分はまだ遊ぶの一点張り


なぜ、伝わっていないのか分かりますよね?
子どもへの共感&メリットがゼロだったからです。


では、娘が動いた言い方は?というと、
大好きな友人と遊んでいた娘に、

「〇〇ちゃんと一緒に帰ろう!」

その時この言葉は娘に響きました。
それまで楽しく遊んでいた仲良しのお友達と
一緒に帰るなら嬉しかったのでしょう。

私は声をかける前に、お友達のママに話かけて、
事情を話し一緒に帰ることにしておいたのです。


「一緒に」は効果的!!

個人的な意見ですが、子どもにとって
「一緒に〇〇しよう」がかなりの確率で
「いいよ」に変わります。


子どもが自分でできないと言っているなら、
「一緒に」やるのがおすすめです!


やってあげるのは大変ですが、
感情のエネルギーを消費しないので
結果的には一緒にやった方がラク。
子どももあなたが大好きになり一石二鳥です!


また、好きなもの、選択の自由、感謝、
認められたい欲など組み合わせるといいですよ!

  • お片付けが苦手な娘の場合

「一緒に片付けようか?」と声をかけます。
すると、ママが一緒なら嬉しいので
「うん」と言ってくれます。


ここで、娘の好きなアニソンをかけて、
さらにモチベーションをアップさせてます。

「レゴとぬいぐるみ、どっちをもとに戻す?」

選択の自由も加え、楽しく片付けていきます。
面倒なことこそ、楽しくやるといいですね!


親子もWin-Winで行こう!

以上、子どもの「イヤ」を「いいよ」に変える
コツを解説してみましたが、いかがでしたか?

【子どもに伝わる言葉を作る3ステップ】

1.ストレートに言う前にぐっとこらえる

2.子どもの頭の中を想像する

3.子どもがメリットのあるお願いをつくる

子どもに伝わる言葉をかけるには、
どれだけ子どもの頭の中を想像できるか?
がポイントです!


伝わる言葉はまさに、親も子も望みが叶う
「Win-Win」が成立していますね。

効果的な家庭生活を築こうと思ったら、その土台になるのはWin-Winしかない。信頼と無条件の愛に満ち、長く続く関係を築くための唯一の考え方であり、接し方なのである。

引用:『7つの習慣ファミリー』著者 スティーブン・R・コヴィー


うまい言葉が思いつかなかったら、
まずは共感!それだけでも嬉しいはず。

心がければ、子どもに伝わる言葉が
必ず言えるようになります。
日々練習していきましょう!


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ありがとうございます!

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