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パリ!

半年ぶりにパリに行ってきた。
娘のピアノレッスンを兼ねて
先に友人家族の家に行っていた夫と娘に
週末だけ合流しようと
金曜の午後に列車に乗った。

準備はバッチリ


マルセイユから高速列車TGVに乗り込み
3時間後の夜9時前に到着したパリのリヨン駅は
人混みで溢れていた。
迎えにきてくれた仕事帰りの友人ヤンと一緒に
夫の車に乗り込む。
3日ぶりに会う娘が抱きついてくる。
レッスンもうまくいったそうで良い表情をしていた。
ガス灯が輝く夜のパリは本当に美しく
何回見てもテンションが上がる。

ほぼパリである郊外の
素敵なアパルトマンに着くとキーマカレーの
良い匂いが漂っていた。
日本人の奥さん、あみさんが出迎えてくれ
遅めの夕飯となった。

翌日はモンパルナスを通って日本人街のある
オペラ座界隈へ。

途中スタインウェイ社でピアノを見学、
ショールームは高級ホテルのようにピカピカだった。

オルセー、ルーブル美術館、ヴァンドーム広場など
ザ、パリ!な観光地を横目に
セーヌ川沿いを車で走り抜け
オペラ座で日本食や本を買い込んだ。
夜は、やはりパリに来ていた同僚家族に誘ってもらい
三家族で中華街に集まり
美味しいタイ料理を食べに行った。

私は4年間この界隈で一人暮らしをしていたから
懐かしく嬉しかった。

パリにはお洒落さんが多い

日曜日はゆっくり起きて近くのマルシェで
買い物をして
午後からはペール=ラシェーズ墓地に行った。


フランシス・プーランクの墓


エディット・ピアフの墓


ショパン!!

たくさんの著名人が眠るこの墓地に
私と夫はパリの学生時代に何度か足を運んでいたが
娘は初めて。
石畳の道を歩きたどり着いた
ショパンのお墓の前で
じいっと佇み
本当に生きていたんだね、と
しみじみ言った。感極まる声だった。
その後もプーランクやピアフなどを見つけたが
なにしろ広大な墓地、
次はガイド付き(偶然通りかかったガイドさんの
迫真迫る説明が素晴らしかった)で見学に来ようと
言い合った。


月曜の朝、早くも別れの時間がきた。
南仏では味わえない美味しい食パンまで
お土産に頂き
車で9時かけて家路についた。
都会って本当になんでもあるなあ。

数日だったが
パリに来られて新鮮な気持ちになった。

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