『れんこんの明太マヨ和え』と、れんこんの話
秋から冬のれんこんはホクッとしていて煮物にすると格別だけど、
今出回っているものはみずみずしく、食感がいい。
れんこんは、何をしたっておいしい。
ごま油で炒めてしょうゆをチョロっと垂らすだけでもおいしい。
薄切りを揚げてチップスにして、塩をパラパラ。
あれは作る前に思うよりも、食べるとすぐになくなるので、多めに作っても後悔しない。
さっと茹でて甘酢に漬けたり、和え物にしてもいいし、手間をかけるならすりおろして蒸すか揚げるかして、れんこん饅頭もありだろう。
神戸元町にある中華料理屋「順徳」の春巻きは、千切りのれんこんがギッシリ包まれている。
こぼれ落ちそうなれんこんを口に押し込み、必死に熱々を頬張る。
噛むとシャキシャキとしていてたまらない。
これに辛子をたっぷりと付けていただくのが好きだ。
こうして考えると、れんこんってあんな見た目が変わってるのに、味はクセがなく、どんな料理にも合うのだな。
『れんこんの明太マヨ和え』
さっと茹でたれんこんを、相性のいい明太子とマヨネーズで和えます。
シャキシャキとした食感がおいしい副菜です。
『れんこんの明太マヨ和え』の材料(2人分)
『れんこんの明太マヨ和え』の作り方(調理時間10分)
1、れんこんは皮をむいて輪切りまたは半月切りにし、水にさらして水気を切る。
鍋に熱湯を沸かし、酢を加える。れんこんを入れて2分ほど茹でて、ザルにあげて冷ます。
2、明太子は切り目を入れて皮を除いて、中身をこそげ出す。
3、ボウルに(2)、【A】を入れて混ぜ、(1)を加えて和える。
4、器に盛り付けて、好みで青ねぎ(小口切り)をちらす。