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「川はそこで流れている」
人生はかぎ爪のような雨で穿たれる夜
その人生のどこに手を伸ばせば
薔薇に指を触れられるのか
新しいものは何もないと告げている
あなたがどれほど好奇心をもってその本のページを繰りゆこうとも
そのドアは背後にあり 監視人が構えている
人生の支配者は 風、嵐、暴風
嘘、裏切り、妬み
あなたは一切を別の場所で求めなさい
疑問で頭を埋め尽くされることがどれほど良いことか
窯で焼かれるパンのように
自分の心を見つめなさい
川はそこで流れている
シームルグ*がそこで待っている
止まるな!
走れ!
そしてシームルグに乗って飛べ!
*シームルグ:神話に登場する神秘的で美しい霊鳥。鳥の王とされる。
- "Robarek Diherike Li Wir", Berken Bereh