環境が作った私のアイデンティティ
お正月に母とワイン片手に朝方まで語り明かし、自分のルーツを深掘りしておりました。
私は、決して良家に生まれたとか、家柄が格段良いわけではなかったのですが、昔から”育ちが良さそう”とか、お金持ちの家の子だと思われる事が多かったのです。
それは、母が品位を大切に、マナーはしっかり教えてくれたし、人様にご迷惑をかけない様な気遣いや気配りなど、厳しくしつけてくれたおかげでもあります。
娘が言うのもなんですが、母は道ゆく人が振り返るくらい華やかな顔立ちで美人。
若くして私を産んだ母は、若さと見た目の華やかさのせいで誤解されたり評価される事が嫌だったのでしょう。マナーや常識は徹底的に叩き込まれました。
お料理も上手で、裁縫上手、家事は完璧でいつも家が綺麗だった。
毎日お化粧して、おしゃれして、母がすっぴんのまま部屋着やパジャマのまま1日ごろごろしてる姿なんて見たことなかったの。
そんな完璧でいるための努力を惜しまないストイックな母を身近に見てきたからこそ、女たるものこうあるべき!といった固定概念や美意識が私の中で生まれて今日に至るのだと思います。
私は自分の美しさや暮らしの美しさを保つことを大変な事ともしんどい事だとも思わず【あたりまえのこと】と思えるのは、母の影響と育った環境なんですよね。とても感謝しています。
身を置く環境ってとても大事
私が幼少期側で見てきた母の影響を大いに受けたのと同じように、毎日誰を見て、誰の言葉を耳にし、どんな環境に身を置くかってとても大事な事だと思います。
人って良くも悪くも無意識に環境に馴染んでいく生き物だから、
すっぴんで野暮ったくておしゃれになんて全く興味なくて自分を高められる事や成長に意欲がないコミュニティにいると自分もどんどん惰性で生きて、妥協して諦めてコミュニティのモブと化していく。。。
そんな環境に嫌気がさして、新しい世界に踏み込みおしゃれで美意識が高くて、成長意欲の高いコミュニティに属すと、自分自身もどんどん美しく変わっていきそのコミュニティになんら遜色ない自分になっていく。
それはプライベートや友人関係じゃなくても良いんです。
好きな人や憧れの人を見つけて、毎日見る。研究する。
とにかく、自分の中に刷り込めるようになるまで毎日触れます。
今はSNSも盛んな時代で、自分の理想と一致してる方や身近なロールモデルを作りやすい時代!
誰かになる必要はありませんが、自分にとって良い環境となる心地良いものに触れて、これから自分の人生で身を置く環境は自分で選択していきましょう!