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子供が「学校に行きたくない」と言い出した!まさかうちの子が!〜支援編〜

うちの小学生の子供が登校しぶりをした話を前回書きました。

基本的なものばかりですが、親としてこんな支援をしてみました。

1  ぜーーーーんぶ聴く

途中で口を挟まず、思いを1から10まで全部語ってもらいました。それを絶対に一個も否定せず、聴いて、受け止めました。
「傾聴」のスキル(うなずき、相槌、繰り返し、質問、明確化、要約など)がめちゃ役立ちました。ほんとに傾聴って効果的です。


2 解決志向アプローチ

思いを全部聴いた上で、どんな授業だったら楽しいか、どんな風だったら苦しくないかなどを対話し、解決像を探しました。
解決志向アプローチでは、内的リソース・外的リソースを活用して、未来志向で対話していきます。問題の原因や、問題への対抗策は一切議論しません。
うちの娘は本を読むのが好き。

私「授業中、問題を早く解き終わったら読書するのはどう?」
娘「違う本を机に出してると怒られるかも…」(驚愕!だけどこれが実情)
私「じゃ、自主学進めてるのはどうかな?」
娘「なんか注意されちゃうかも…」(また驚愕!なんでダメなの?)
私「おぉ〜そっか。じゃ、教科書先読みする?」
娘「それならいいけどさ、読んでも意味わかんないよきっと」
私「お(来た!)、じゃ意味のわからない言葉とか文とか探して、たくさん見つけたら勝ち(誰に?笑)っていうのはどう?」
娘「いいねぇ面白そう!」
私「うちに帰ってきたらどんな言葉が見つかったかママに教えてよ。一緒に意味調べよう!」
娘「うん!わーい!」
私「それを自主学ノートに書いたらいいじゃん!」
娘「いいねぇー!」

ということになりまして。国語と算数でこれをやることになりました。


3 シール作戦

これも古典的なやり方ですが、侮るなかれ、効果抜群でした。
嫌いな体育はどうする?という話になり、運動神経は治せないのでどうしたらいいか悩みました。
娘との対話の中で、どうやら、運痴なのに速く走らなければカッコ悪いみたいな気持ちが強いことがわかりました。そこで、弱みを友達に知ってもらっちゃった方が楽になれそう、ということになり。「私、走るの苦手なんだよね〜」「緊張しちゃう」「走るの遅いからやだな〜」など弱みをお友達に話せたらシール1枚!と決まりました。

100均でいろんな種類のシールをしこたま買い込んで。Canvaでシール台紙を作って。母も娘も頑張ってます!

今となっては、自分でシール台紙を作り、姉が表彰状を作ってくれています。娘たちもCanva愛用で。

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4 次のニンジン

シールが20枚貯まったら表彰状!表彰状が5枚貯まったらパパがクレーンゲームに連れて行く!というニンジンをぶら下げたら、嬉々として学校に行き、毎日できたことの報告をしてくれています。

クレーンゲームに行く頃には、行きたくない気持ちが減っているといいなぁと思っています。


5 先生との連携

やっぱり学校の先生との連携は欠かせません。即日、電話で登校をしぶっている事実とその理由を話しました。感情は言わず事実だけを伝えて、先生の工夫を待つ。同業者なのでちょっとだけ気を使いました。

でも、先生も「授業に工夫をしてみます」と答えてくださり、様子を見てくださっています。本人のいいところや当たり前にできていることも認めて声掛けしてくださり、ありがたいです。


早期発見、早期解決

こんな感じで、はじめにも書いた通り、よくある基本的な支援ばかりです。でも昔から良いと言われる支援はやはり良いから残っているんだなと思いました。そして、早目にこうして学校とも連携しながら支援できたからこそ、長引かずに済んでいます。

このぐらいで学校に電話するの、どうかなぁ〜、同業者だしなぁ〜言いにくいなぁ〜。。。と悩みましたが、行動してよかったです。

この記録が、同じような状況の、どなたかのお役に立てば幸いです💕


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