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ファシリ連敗中😭 次頑張るためのふりかえり
「解決志向のチーム会議」という手法があります。
ケース会議などで使うと効率的なので、一人でも多く幸せな子供が増えることを願って、頑張って県内に広めています。
それに関する記事はこちら。
ただ…わたし…
チーム会議ファシリで連敗中です…(T . T)
解決志向のチーム会議でファシリテーターを務め、2回連続でうまくいかなかったのです…
自分もしっくりこなかったし、
おそらく参加者の方にも、いい支援策が得られた!という感覚を感じてもらうことができませんでした。
ほんと、修行中です🧘
次回のために、連敗の理由を分析しました。
おそらく以下の2つかなと考えています。
①会議の目標が先生目線のまま進めてしまった
結局その困り感は子供のものなのか、周囲の大人のものなのか。
そもそもその支援目標を、子供が望んでいるのか。
これは大切な視点です。
先日は
「日本語がおぼつかない外国籍の子供の学業評価をどうするか」
と目標が設定されました。
主語が教員です。
困っているのは教員。
会議を進めていくと、なんと子供自身は困っていないことが明らかに!
それなら子供の困り感は何なのか。そこを軸に会議しないと子供のための支援策は出ませんよね。
②目標をチャンクダウンできず大きなまま進めてしまった
我々教員という生き物は、最初から大きな解決像に向かって急ぎがちです。
いじめ解消!とか、不登校の子が学校に復帰する!とか。
解決志向のチーム会議では、解決像に向かって「ちょっとマシ」な状態を作るためのスモールステップを設定しそのための支援策を出し合います。
先日は
「Aさんが発達障がい、BさんとCさんも発達障がいでAさんに対して悪口を言っている、そしてAさんが不登校」
みたいな状況で、目標を
「3人みんながそれぞれ他を思いやる言動ができるための支援」
と設定し、会議を始めました。
対象生徒が3人いたことで一人一人の特性や現状を把握するのに時間がかかってしまったこともあり、リソースの掘り起こしが深まらず。。。
それも手伝って目標のメンテナンスの際にゴールをチャンクダウンできず、とても苦労しました。
その中でも、キーパーソンは誰なのか。
誰の行動に介入することで他の二人にも影響を及ぼせるのか。
本当に、「今よりちょっとマシ」を目指して小さな一歩まで目標をチャンクダウンすると、支援策もたくさんアイディアが出されます。
目標が抽象的だったり、今回のように個別に支援が必要な複数人に対していっぺんに介入したい大きな目標だったりすると、慣れないうちはなかなか具体的なアイディアが出ません。
ただ、この会議のやり方自体には良さを感じてくださる先生方が多いです✨
だって、たった30分で支援策が決まってチームみんなで取り組める構成ですから!
さらにTeamingにも効く!
ケース会議だけでなく、学級会や進路相談など様々な場面で活用できるこの手法、
失敗にめげずに今後も広めていく活動を続けていこうと思います☺️
今回も最後までお読みいただきありがとうございました😊