みんながハッピーな学校づくり
公立高校で教育相談担当&特別支援教育コーディネーターをしています。
このイベントをYoutube視聴しました。
念願だった日野先生、西郷先生のお話。
聴いた後、とっても柔らかで穏やかな気持ちになれたのは私だけではないはずです。
どんな学校なら、楽しい学校?
全ての子どもたちが学校って楽しい!と思える。
それってどんな学校でしょうね。
どんな学校なら、毎日楽しい!と通えますか?または、どんな学校ならお子さんを通わせたいですか?
とにかく「好き」を見つけてそれを伸ばす!
どんなことでもいい、子どもたちが楽しいとか好きとか夢中になれるとかいうものを、探して見つけて、学校でもやらせてあげる。
あくまでも、先生はそのお手伝い。
子どもたち自身に考えさせ、選択させる
時には学校運営やコロナ対応などで、生徒に発言の機会を与えて参画させる。
自分で考え、自分で選択することが、自律心に繋がりますよね。
特別な支援を必要とする生徒を大切にする
多様性なんて当たり前、みんな自分と違うなんて当たり前。
歴史的に見て、世界を変えてきたのは変な人たちじゃないか。と西郷先生は生徒たちにも話すそうです。一定数、特別な支援を必要とする子供が生まれているその理由を考えてください、と。
これを実践するため、教員も変わっていく必要があります。
でもマインドセットを変えるのは難しい。
じゃ、何から変えるか。
スキルから変える!
相談員の16のスキルというのが紹介されていました。
傾聴、承認、共感、リフレイン
区別(明確化)、質問、選択肢、沈黙
励ます、リフレーム、スモールステップ、アンカリング
ビジュアライズ、アクションプラン、種を蒔く、提案する
教育相談や相談面接などを少し学んだことのある人にとっては当たり前のものばかりかもしれません。
でも、学校の教員全員ができているか、と言えばきっと怪しいでしょう。
スキルから変えると、目の前の生徒が変わっていく。
生徒が変わると、教員のマインドセットも変わっていく。
誰も置き去りにしないために、スキル・行動から変えていける学校にしていきたいな。