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12年ぶりに改訂された『生徒指導提要』の読書会をします

読書会、おそらく所内初めての試み

今私は教員研修のセクターにある、教育相談チームというところにいます。
うちのチームではマストで読む必要がある『生徒指導提要』。
社会の変化に伴い、12ぶりに改訂されました。

300ページの堅めの文書を一人で読むのはなかなか大変。(もちろん私は読みましたよ、業務上)
しかも読んだらあーだこーだ話したくなるのは必然。

ということで、11月半ば、初めはチームだけでやろうかなと考えてチームの皆さんに読書会の声かけをしていました。
せっかくなので、チーム横断でこれからの生徒指導について対話できたらいいなぁと思い、11月下旬、所全体に対して企画提案しました。

参加募集を開始すると、すぐに他チームからも反応が。

「チームを超えて話せるこんな機会が欲しかった」
「これからの生徒指導、勉強したかったんだよー」
他チームから寄せられた声

など
ポジティブな声もいただき、嬉しいですね。

読書会の手法はABD

読書会はActive Book Dialogue(ABD)の手法でやることにしました。
ABDについてはこちら。

1冊の本を分担して読んでまとめる、発表・共有化する、気づきを深める対話をするというプロセスを通して、著者の伝えようとすることを深く理解でき、能動的な気づきや学びが得られます。
ABD開発者 竹ノ内壮太郎氏の言葉

今回は、時間の関係上、予め読んでサマリーを作成してきてもらうことにしました。対話の時間を充実させて対話からいろいろ考えられるような場にしたいという私の思いと、ぜひたくさん対話をしたいという参加者の皆さんの思いもあったので。

参加も担当箇所決定も手上げ制

何度も同じ文章を打つのは嫌なので、企画書を兼ねて所内の皆さんに情報共有できるようスライドを作成しました。
特に、先に書いたように当日はとにかく対話に重点を置きたいので、サマリー作成のポイントと当日の流れをスライドで共有し、ご理解いただきました。

参加はもちろん手上げ制です。
やっぱり手上げ制っていいですよね。
さらに、各章を分担して読み、その章のサマリーを作るのですが、その担当箇所も、ぜひ関心がある章を担当していただきたかったので、スプレッドシートを共有して担当希望の章に記名してもらう方式で参加募集しました。

所のグループメールで告知、そこにスプレッドシートとスライドのリンクを貼り内容等をお知らせしたり募集をかけたりしました。これでいつでも最新の情報を共有できるし、募集期間が終わればスプレッドシートを閲覧モードにしておけばいいだけだし、とても楽です。

参加表明してくださった方とはチャットスペースを作り、そこでさらに詳細なやりとりをしています。
ちょうどこないだも、提要の改訂版がリリースされた日にそのリンクを貼って「ちょうど発表されたので「案」じゃないちゃんとした「改訂版」で読書会できますねー!」なんてやり取りをしました。

スペースでのやり取り
こんなコンプリメントのやり取りも増えて良きです✨


縁の下準備

ABD、実りある場にするにはファシリテーションが重要なのは容易に想像できます。参加する指導主事の先生方にも、ぜひABDのような参加型の手法や心地よく学べるファシリを体験していただきたいという勝手な裏の狙いもあります。
そこで、ABD認定ファシリテーターの資格を持つ山梨県のMP先生に、色々相談させていただきました。MP先生は本当にGiverで、お忙しい中オンラインでの相談時間を設けてくださいました。そこで私の不安に対し、アドバイスをくださり、私自身「ワクワク>不安」になりました😊当日もそのアドバイスを思い出しながらファシリ頑張ろうと思います。

当日のレポートも、また書こうと思います。
応援よろしくお願いしまーす!🤗


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