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挨拶をする前に考えるべきことは・・

卒業、入学、入社、転勤、転職など、新年度を機に新しい生活を始める方は多いでしょう。そんな時に欠かせないのが「挨拶」。みなさんは、いつも、どんな風に準備されていますか?

よくありがちなのが、型通りのセリフでお礼を述べたり、その場で思いつくままに次々と思い出を語ったり・・、というものですが、これって残念なスピーチだと思いませんか? せっかく自分の言葉で思いを伝えられるチャンスなのに、だらだらと、淡々と話が続くと、さらっと聞き流されてしまいます。それは、なんとも勿体ない‼ 

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では、どうすれば印象が残るスピーチになるのか、と言うと、一番大切なのは『聞き手は誰か』からスタートすること。その相手との共通点を考えながら思い出を振り返ると、話のタネは案外たくさん見つかるのではないでしょうか?

もし、聞き手が仕事関係の人でお別れの挨拶であれば、今まで関わった仕事のなかで最も印象に残ったこと、自分はどんな気持ちだったのか、何に気付いたか、何を身に付けたか、そんな思い出と共に感謝の言葉を述べる・・。

もし、新しい出会いでの挨拶であれば、名前や経歴、趣味などを並列に並べるのではなく、自分が大事にしていること、これからチャレンジしたいことをその背景や理由と共に話す・・。

そうすることで、結果的に印象が残り、聞き手の「共感」につながるのではないかと思います。相手が同意してくれたら、そこから話がはずんだり、新しい情報を得られたり、世界が広がっていきますよね⁈

図19

ちなみに、話のタネはひとつかふたつに! あれもこれも盛り込むと結局印象が薄れてしまうので、ご注意を。

相手を思い浮かべながら、一番伝えたいことを決め、なぜそう思うのか、具体的にどんな経験や思い出があるのか、欲張らないで「テーマを絞り込む」ことが秘訣です。

新年度までまだ少し時間もありますし・・、今年はどんな挨拶で行くか、ぜひ今から考えてみてくださいね♪

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