「けがわとなかみ」
本屋さんで、出版社さん手作りのふわふわうさぎのぬいぐるみの展示と共に平積みされていて、思わず読みたくなって手にした一冊。
優しいタッチの絵柄とキャラクター造形の漫画だけど、中身をじっくり読むと哲学的なセリフだったり情景があり、のめり込んで一気に読んでしまった。
うさぎがきつねのことを好きになったエピソードも善き。
きつねらしさ。
うさぎらしさ。
世の常。
食物連鎖。
友達の魚のコイさんに、「きつねはうさぎを食う!友達にはならん!!おかしいだろどう考えても!!!」と、もっともな意見を言われても、きつねへの自分の熱い思いについて、こんな風に答える。
2巻も既刊なので、今から読むのがとても楽しみ。
果たしてうさぎときつねの距離はどこまで近づくことができるのかな。
うさぎがもこもこでビジュアル的にかわいすぎるので、リアルぬいぐるみをぜひ発売してほしい。
きつねが主役の作品で、小学校の教科書にも掲載されている作品といえばこちらも。
読み聞かせしてると、最後涙が出てきて困る。。
きつねおにいちゃんよ、永遠に。