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7月読んだ本

小説が多い7月。
なぜなら6月に映画をたくさん観たから。

夜果つるところ

読み終わってから検索したけど、作中作なのか。恩田陸にありがち。
読む順番間違っちゃったのかしら?まぁいいさ。
最後の方のどんでん返し感。人の名前がなかなか覚えられない。
人はいつか死ぬ。どっち側にいて、どっち側から生を語るかだけの違いさ。

愚行録

アマプラで映画観てから、原作あるんだ〜と手に取った。
語り手が変わっていく、語り口調の小説。これが映像化になるとああなるのかぁと、たまに逆輸入みたいな気持ちで読んでた。誰のどういところが愚かなのか、人間の哀しさが積み重なっていく。

やがて海へと届く

アマプラで映画を見て、いくつかの原作を見つけてこれもそのうちの1冊。
映画も良かったし、原作もよかった。夢みたいなやわらかな文章で、いいな。
「フカクフカク。世界中で私のことだけを選んでくれる人。そして私も、同じ質問をされたらその人だけを選ぶの」

ソース焼きそばの謎 

あんまだったかも。あんま焼きそば興味ないのかも、自分w
でも最後「文献の量エグ!!」って言った。口に出した。
浅草の焼きそばってそんな有名だったんだ。地域別の文化書かれてるのは面白かった。

ノーマル・ピープル

彼は、彼女は、みたいな書き方、誰のこと言ってるのかわかりにくくて、読みにくかった。表現はシンプル。読み進めていったら慣れてはきたけど、好きじゃないな。訳が下手なのかな。
くっついたり離れたり、結構リアルな恋愛。結局結婚はしなさそう。
「彼が善良さを贈り物のように運んできたので、それはもう彼女のものになった」

桃を煮るひと

食べもののエッセイ、やっぱいいなー。また表現がかわいくていい。この人の表現力をすり込みたい。

蛇行する川のほとり 

ひっさびさの再読。14年ぶり3回目再読らしい、、こわw
ネバーランドの少女ver.みたいな。あっちは冬休みで、こっちは夏休みだし。だから間違いなく夏の間に、と思って読んだ。途中まで大切に読んでたけど、3分の1くらい読んでから昨日今日で一気に読み終えてしもた。
恩田陸の少女は、いつも美しい。"木漏れ日"と"揺れ"がち。笑

表現を仕事にするということ

好きなライターさんが読んでたから図書館で借りてきたんだけど、ラーメンズの人なのか!笑
リーダーとして心がけていることが1番響いたかも。自分がリーダーなわけじゃないけど、そういう人がリーダーならいいなぁと思った。
「正解を示すのではなく、方向を示す」
メンバーを守ること。でもそんな自分をも守ることを心がける。

ほろよい読書

「定食屋『雑』」「barきりんぐみ」が好きかも。
原田ひ香って知らなかったから、今度読んでみようかな。
どれも、あーこういう"ほろよい"ね。という感じだった。

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