「アタマのやわらかさの原理」松永光弘 感想
「個性」や「表現力」が求められる。
柔軟性があるアイデアマンが求められている。
「頭がやわらかい」人の頭の中、見てみたい…!
そう思いませんか。
私はかーなーり、そう思う。
考えが凝り固まってて、腰が重いガンコちゃんになんてなりたくない。もっと、瞬発的に改善策を見つけたり、「なるほどね~」って思ってもらえるような意見を言いたい。面白いこと言いたい。
それには、「発見」を重視した、ちょっと変わったものの捉え方が必要だ。
頭のやわらかい人たちは、
「見つける」ためにアタマの中で絶えず「編集」が起こっているらしい。
編集とは、組み合わせによって、価値やメッセージを引き出すこと。
要は「考えなおす」ことだ。
価値を固定せずに、新しい可能性を探ることで、新しい価値を見つけていく。
その基本は「考える対象となる物事をさまざまな視点から見つめてみる」ことである。
よく「あの人だったらどう考えるかな」と考えてみよう!というアドバイスがあったりするけど、つまりはそういうこと。
憧れの人と近くにいることで、さまざまな非言語の情報も含めて蓄積される。その結果「その人の目」が身につく。
そういう視点を多く持つことが、やわらかいアタマへの第一歩。
また、「こうあるべきだ」という意見を持っていると、さまざまな可能性が失われてしまうという。
この一文を読んでも、「頭固い人の第一歩」という感じがするの、わかると思う。
でも、思っちゃうよなー。
待ち合わせに遅れてくる人がいたら、「常識ないな」って静かに怒りたくなる。
時間=守るべきもの
として考えているから。ふつうに常識ではあるけども。
その時、「時間」から「守るべきもの」だという価値をひきだしているのは、何だろう。
「管理」とか「効率」とかの概念が考えられる。
その逆の概念と組み合わせてみよう!という。
例えば「自然体」とか?
そしたら、あれ・・?時間って自然体じゃないのか。人が決めたものだからなぁ。
なんていう思考になって、気持ちが楽になるかも。ってね。
物事を多方面から捉えることで、色々な解釈が生まれる。
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