見出し画像

「4月読んだ本」

うそだろ、これ書き溜めて放してなかった・・!
小説がわりと多めな4月。

読破できない難解な本がわかる本

4ページずつしか説明がないから、さすがに「難解な本がわかる」は言い過ぎかな。でもこれを読んで、自分が興味ある方向性はわかるかも。次に読みたい本はわかるようになるかも。これは本当に最初に読む本だった。


名称未設定ファイル

再読。
前回読んだ時と一緒で『この商品を買っている人が買っている商品を買って…』と『ピクニックの日』が特に好き。『この商品を買っている人が…』は、ちょっと考え広げると陰謀論になるなと今は思ったw『ピクニックの日』はフワフワとした幸せだけを求めてしまった人間の末路。『みちるちゃんの呪い』『同窓会』の伏線回収笑
あと今アマゾン見たら安くなってる!!!!!


うたかたのエッセイ集

静かでやさしすぎず、そっけなくはないやわらかな文章。
素って感じでいい。ほっとする、浸っていたい。


13歳からの世界征服

何事も結構あいまいだし、信じるものは自分で決めていいんだって思う。
可愛い老人こそが成熟した人間の理想形。平和というのは結果でしかありません、自分が何かをすることによって、結果的に世界平和が達成されることはあるでしょう。それに対して世界征服は主体的なものです。


名探偵のいけにえ: 人民教会殺人事件

初めて読んだ作家さん。
途中までは話に入り込めず、まぁこんなもんかなと思ってたけど、最後につれて面白くなかった。人死に過ぎだし。
少し前に読んだ面白くなかった小説と同じ結末(最終的な犯人)で、すっごい萎えた。こないだの小説よりはマシだけど、もう読まないかな。


おいしい味の表現術

おいしさを自分なりのことばで表現したい、そんな人たちの1人である。「味ことば」面白い。「深まる」「広がる」などの言葉の意味、「コク」が表す言葉の変化の意味の解説、しっくりする。言葉の定義をしっかり理解すること大切だなと思った。オノマトペ多めでそれも楽しかった本。


噛みあわない会話と、ある過去について 

辻村深月の本で1番刺さったかも。
他に当てはまる言葉が見つからなくて失礼だけど、何冊か読んだなかで見る目が変わる短編集だった。酒井若菜にありがとう。
『パッとしない子』『早穂とゆかり』が特に心がギュッとして、ツラかった。両方、語り手の女キッツ!そういうところだよ!だからだよ!
「こっちはそんなに深く考えていないのに、繊細すぎる」何気ない言葉や行動が人を傷つける可能性があるということ。私もどこかでしちゃってる気がして、100%気持ちがわからないにしても、寄り添える行いができる人でありたいと思った。


スマホ時代の哲学 失われた孤独をめぐる冒険

スマホやSNSにより孤独を失いつつあるこの時代には、意識的に孤独を作り出す必要がある。孤独は自分自身との対話で、それがあってこそ衝撃的な経験と折り合いをつけて生きていける。その時、わかった気にならないよう、自分自身の思考に警戒心をもつこと。
他者の頭を借りて考えること(哲学)が必要。
エヴァは全然わからんし、読みながら書き出してると気づくけど、何回も言い回し変えて同じようなことを書いてるな。読みやすい文章だけど、もう少し簡潔にできたのではと思う。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?