最近遊んだゲームたち②
前回に引き続き、最近遊んだゲームを記録しておきたいと思います。
前回の記事はこちら
Chants of Sennaar
異なる文化を持つ住民が階層ごとに生活している。プレイヤーは階層を進む度に、見知らぬ言葉や文化と出会い、言葉を解読し世界の秘密や謎を解いていく事となる。
先に言っておくと、一人ではクリアできなかった。
ひたすら熟考し自分なりに試したが、後半部分で世界観と言語の推測を同時に行う必要がありどうしても行き詰まってしまう。かと言ってこのまま投げ出すには惜しく、私はインターネットにて情報を探す事にした。
しかし、日本人プレイヤーが少なくなかなか答えが出てこない。そこで意を決し海外プレイヤーのブログや攻略動画を翻訳ツールを使いながら読み出した時、ふと気付いた。
今の私は、このゲームと同じ状況ではないか。
知らない言葉に一生懸命向かい合い、理解しようとする。歩み寄る事で分かり合う事が出来る。今、ひとりひとりに出来る事を思い出させてくれた良いゲームだった。ただ本当に難しかったです。
XDEFIANT
Ubisoftと言えば、アサシンクリードやファークライ、ウォッチドッグスなど一人でじっくりやり込むゲームが多いイメージだが、今回遂に市場の主流である基本無料プレイのFPSが登場した。
ざっと初期武器を触った感想は、とにかくスナイパーライフルが強い。ヘッドショットで一発ダウンを取れるし、物によっては取り回しが遅くなるが胴体でも一発入れれば勝負を決められる。遊ぶモード、マップによってはとても有利に立てるので孤高のスナイパーに憧れるそこのあなたが輝けるゲームはこのXDEFIANTです。
反射神経でプレイをするタイプの私はライトマシンガンでひたすら敵に突っ込む。キルを取られても数秒後にすぐ復帰するシステムの為どんどん突っ込みに磨きがかかる。最近どのFPSゲームでも言えるのだが、撃ち合いが起こる→物音を聞きつけて後ろを取る→倒す→騒音で後ろを取られるの無限ループが起きがち。スーパー漁夫合戦である。地面にはヒーラーキャラが置いた回復装置のみが転がっている。
個人的に最近Ubisoftに因み、ヤバいとアサシンクリードを掛けてギャル用語のように「この状況ヤバしんクリードじゃん」といった言葉を使っているのだが、全然流行らない。ゲームを知ってる人にも微妙なリアクションをされ、ゲーム知らない人からしたら意味不明なノリのヤバい奴。どうやら周りの反応を見る限りヤバしんクリードは私の事のようだ。ヤバしんクリードオリジンズ。
Destiny 2
2017年にリリースされ、ゲームの存在は知っていたもののなんとなく手を出さずにいた。私の中の時期ではなかったのだろう。
2024年6月、新章「最終形態」が開幕。
好きなゲーム実況者が配信しており、楽しそうに遊ぶ声を聞き、よしこれを機に遊んでみるかとまずは無料プレイの範囲を触ってみた。
好印象を抱いたポイントは、豊富な武器装備や操作感の楽しさは勿論、ムービーシーンのモーションキャプチャ、ムービー内バトルシーンの絵の作り込みの高さだ。
キャラの「動きの芝居」が指先まで丁寧に作られており、さながら映画のワンシーンのよう。アイディア溢れる殺陣は勿論、画面の中ではキャラクターに共感し引き込まれるバトルを繰り広げていた。早速ハマり現在DLコンテンツを購入し攻略中である。
話は逸れるが、これまで人生で三度程映画グリーンマイルを観るぞと意気込んだが、毎度冒頭10分辺りで視聴を止めてしまっている。きっかけがある訳ではなく何かしっくりこないのだ。グリーンマイルに関しては数年後、このdestiny2のように私が受け取るタイミングが来るだろうか。
Dark and Darker
韓国のスタジオ開発のPvPvEゲーム。高難易度のダンジョンを散策し、アイテムを持ち帰り売買をする。道中敵はプレイヤーとモンスターだ。人生は敵だらけ。
過去にフリープレイ期があったものの一度クローズ。今回またフリープレイとして開放され久々の復活を果たした。
基本難易度は高め。行動はもっさり、チャレンジ中倒されてしまうと装備やアイテムは全ロスト。敵対プレイヤーに倒され、自分のアイテムを掻っ攫われてしまう姿を見ると寂しいと同時に、やられちまった!持ってけこの野郎!と言う気持ちになる。心が二つある。
勿論全てのプレイヤーが殺意高めのハンターだらけではない。場面により出会ったプレイヤーと和解する事も可能だ。
まず、基本ボイスチャットをオフにしている為、行動で示す。見込みがありそうなプレイヤーに遭遇した際、私はあなたに対して殺意はありませんよとしゃがみボタンを数回叩きアピールする。相手も同調し、同じようにしゃがんでくれても喜ぶのはまだ早い。このゲームは油断した所で寝首を掻かれることも多々ある。くそっ、やるしかねえのか…!とアニメキャラのようなセリフを吐き叩き合う事もしばしば。
そこで現実の世界の山でヒグマと遭遇した時の対処法を思い出し実戦する。相手に決して背中を見せず、ジリジリと壁沿いを歩き距離を稼ぎエリアを脱出。あとはひたすら全力で走り切る。
裏切られ助けられ、モンスターに殴られ、それでもこの手のゲームにチャレンジしてしまう。きっと私はゲームの事も人の事も好きなのだろう。経験を繰り返し、酸いも甘いも噛み分けて今日も遊びに耽るのだ。
皆様もヒグマと遭遇したら決して背中を見せず、ジリジリと逃げましょう。
また遊んだゲームが増えてきたら更新予定です。