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子どもに「自立してほしい」と願うより大切なこと

ある先生から
「今は『自立』することが難しい人が多いから、
 『自律』の方の『じりつ』を使っている。
 『自律しよう』と言っている」
という話を聞いた。

先生が言っていることの意味は、なんとなくわかる。

私にとって大切なことを言われている気がして、
「自立」と「自律」の意味を辞書でひいた。

自立:自分の力で、他の助けも支配も受けないで、
   ひとりだちすること。一本だち。

自律:他にしばられず、自分で自分を
   とりしまること。
   自分で決めた規則に従って行動すること。


人から助けてもらわないで暮らしている人は、
私はいないと思う。

私は障害児入所施設で働いていました。
夜勤をしていて、お正月もお盆も祝日も
仕事をしていた。
ありがたいことに経済的には自立していた。

でも、精神的な自立には程遠かった。
自律もできていなかった。

仕事は楽しかったしやりがいはあったけど、
体を休めたかった。
病気をしてもいいから仕事を休みたかった。


私たち大人は、なぜ「自立しよう」と思うのか。
「自立してほしい」と願いながら、子どもを
育てるのか。

自分の力だけで暮らしてる人なんていないんだから、
「手伝って」と、伝えられる人になりたい。
「手伝って」と、伝えられる子どもに育てたい。


「『手伝って』って言える人がいない」
「『手伝って』って誰に言えばいいの?」

そう思った方は、気軽に個別相談にお越しください。

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「なんで私だけ」をサポートする。
社会福祉士 えり

福祉大学の福祉心理専攻を卒業。
特別支援学校教諭一種免許を活かし、
福祉型障害児入所施設で8年間勤務。
夜勤をしながら子育てをすることは難しいと感じて
出産を機に退職。6歳児の母。

子どもの凹を支援しながら、凸を伸ばす方法を発信中。

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