発想の転換
令和初の第96回 箱根駅伝。
その中で、青山学院大学が2年ぶりに王座奪還。
その勝因は
原監督の区間配置が
『他の監督と逆の発想だった』と。
解説者の渡辺康幸氏は指摘。
通常であれば
『どの区間に、どの選手を当てはめるか』
で考えるところ、原監督は、
選手の努力をよく観察した上で、
『どこの区間なら輝けるか』と考えていた。
(スポーツ報知)
『花の2区』に1年生、
復路に箱根初出場の4人を抜擢するなど、
『発想の転換の勝利』だった。
その駅伝も100周年の節目を迎え、
『今までのやり方が通用しない』と、
常連校の監督たちも口をそろえ、
新時代に突入していることを実感している。
社会の変化のスピードもまた、激しい。
今までのやり方にこだわるばかりでは
時代に取り残されてしまう。
常識を疑い、発想を転換して
大胆に攻め続ける事が
時代に先駆する鍵ではないだろうか。
適材適所で人を動かす。
新しい人が湧いて出てこそ
新しい波を起こす力になる。
大事なのは、人。
家庭も職場も地域も
全て『人』が輝けるステージとなる。
人を敬うという根本。
人のためにある、という哲学を持つことは
人を強くするのか、弱くするのか
善くするのか、悪くするのか、
賢くするのか、愚かにするのか
という判断をする基準を見極める力になる。