【映画の感想】ガンパウダー・ミルクシェイク
監督:ナヴォット・パプシャド
製作:2021年、フランス・アメリカ・ドイツ
2022年3月18日上映、114分
先日映画館で観てきた。
ネオン風のタイトルが目を引く。
ポップな色彩でいっぱい。
映像がレトロな色味で良い雰囲気。
ちょこちょこ紛れ込んでくる謎の日本要素も良かった。
キル・ビル感。
感想としてはひとことで言うと、楽しかった!
くさい感じの演出とかもひっくるめて好きな感じ。
ストーリーの薄さとか強引な展開とかそういうのはあったけど、アクションシーンの多さと面白いスプラッター描写のおかげかそこまで気にならず、頭を空っぽにして特になんにも考えずに楽しめた。
アクションシーンはどれも良かった。
カレン・ギランの手足の長さを活かしたアクションがかっこいいし見てて爽快。腕が麻痺したまま戦うシーンとか特に良かった。
ボウリング場のシーンとエミリーが運転する車のシーンがお気に入り。
ダイナーでの殺し合いシーンも楽しい。
ミルクシェイクに顔面から突っ込むおじさんとか良かったな。
とにかく色んな殺され方が楽しめる。
それに加えてシーンごとの色使いだったりとか、それに対する音楽の合わせ方がセンス良いなと。
あとは、建物とか小道具とか世界観が好みだった。特に図書館は魅力的で、ディスプレイの感じとか面白そうで普通に行ってみたいと思ったし。
本の中に銃とか武器が入ってるっていうのも面白かったかな。
あと、ジョン・ウィック感あった。
敵は全員男。
男VS女。
でも、女性がすごいんだぞ!とかそういうのを思ったより全面に出して来てないのが個人的には良かったかなと思う。
無理に上げようとしてるのはあんまり好きじゃない、なんか冷めた目で観ちゃうんだよな。
(マトリックスの4作目みたいなのとかね…)
なんか見たことあるな?と思ったら敵側のボスがウィッチのお父さん役の人だった。こういうの発見するとなんか嬉しい!
お気に入りポイント
・銃持ち込み禁止ダイナー
・素敵な図書館
・みんなガラケー使ってる
・なぞの日本語シリアルやらTシャツ
・敵のひとりが爪楊枝?くわえてる、男たちの挽歌感
きっとキル・ビルやジョン・ウィックが好きな人は楽しめるのではないかと思う。
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