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「人生って、“すごろく”みたい…。振り出しに戻ったのなら、また振り直せばいい。」
昨年のクリスマスイブ、私は、ある決断をした。
2023年の夏から、お世話になっていた福祉事業所との関係を、
完全に解消したのだ。
事業所を退所後、約1か月が経過しようとしている今、
この選択が、正しかったのかどうかは分からない。
だが、確かに言えることは、
「― 以前よりも、強くなった。―」ということ。
恐らく、「辞めたのに、強くなったって、どういうこと?」と、
疑問に感じるところであろう。
それは、良い意味でも悪い意味でも、“現実”を知ることができたから。
“世の中の仕組み”。
もっと言えば、“人の表と裏”。
そんな、当たり前の事実に、この歳になって、ようやく気づいたのである。
では、なぜ、今回、約1年半、お世話になった事業所を、
離れることになったのかというと…。
その決断に至った理由は、シンプルで。
それは、「このまま、ここに留まっていては、
自分の本来の目的が達成できないことに、気づいてしまったから。」
私が、ここに来た理由は、「”もう一度、働きたかった”から」。
勿論、障害のこともあり、そこまでの道のりが、
そう簡単ではないことは、十分分かっている。
だが、“就職”という最大の対価と、“時間”という
人生において、最も貴重なもの(少なくとも、私はそう思う。)とを、
引き換えにはしたくなかった。
勿論、“就職”というものは、”社会復帰”を目指す過程における、
ひとつの”選択肢”に過ぎないのかもしれない。
たとえ、訓練を終えた先に、
“就職”という“経済的自立”への道が開けなかったとしても、
他に、”生きる術”はあるのかもしれない。
でも、私は、まだ、”諦めたくはなかった。”
「― “自分の足で、自分の人生を生きる。”―」ということを。
ならば、ここで、頑張るしかない。
だが、その道半ばで、私は倒れてしまった。
これまでも、何度も、転んできた。
だが、まだ、”立ち上がる力”は残っていた。
それは、まだ、”信じていた”から。”道の先に待つ光の存在”を。
だが、今回は違う。
はっきりと分かってしまったのだ。
”道の先に、光などなかったのだ。”
それは、“まやかし”だった。
最初は、雲の切れ間から、
”微かに差し込む陽光”を掴もうと、必死で手を伸ばした。
だが、次第に、”暗雲”が立ち込め、”太陽”を、完全に覆い隠してしまった。
そして、”何も見えなくなってしまったのだ。”
―― そう。私が、これまで、”縋ってきたものは、太陽ではなかった。”
だから、いくら、”手を差し伸べられても、
その手を掴むことはできなかった。”
だって、“見えないものを、見る”ことはできないから。
少なくとも、“偽物を、本物だと信じる”ことはできない。
――― そう。それが私。
どこまでも、”不器用”で、笑えるくらい”正直”な人間。
そんな、”自分の本性”に、気づけただけでもよかったのかもしれない。
たとえ、ここで、試練を乗り越え、“就職”という
”長い長い旅路”へと続く“第一関門”の鍵を、手に入れたとしても、
そこで、”力尽きて”しまっては意味がない。
“就職”というものは、
あくまでも、“スタートライン”にすぎないのだと思う。
その先も、人生は続いていくし、そこからが”始まり”なのだ。
ならば、”他の道を探す”しかない。
だから、私は、”離れる”ことにした。
“自分の心身”を、そして、“今”を大切にできる場所を求めて。
ということで、今回は、利用を続けてきた
“就労移行支援事業所”・“自立訓練(生活訓練)事業所”の退所に至った
経緯について、シェアさせていただきました。
少し重たい話になってしまいましたが、
ここまで、お付き合いくださった皆さん、ありがとうございました👐
今、冷静に振り返ると、この事業所で上手くいかなかった一番の原因は、「“自信の無さ”、そして、“強烈な不安”から、
“誰かに頼ろうとしすぎてしまった”ことなのではないか?」と思います。
その結果、訓練の各過程で、
職員さんや、関係機関の方々の”意見を信じすぎてしまい”、
その都度、“自分の軸”が揺らいでしまったのです。
それでは、当然、”支援計画”も定まりようがありません。
支えてくださった職員さんとは、
できることなら、“良い関係を築きたかった”という気持ちが山々ですが、
結果として、”お世話になった方々を、振り回すことになった”のです。
そして、最悪な形で、”終わりを迎える”運びとなりました。
それ以外にも、”訓練内容”や、”事業所の方針”、
”担当職員の方との相性”、”障害特性に対する理解を求めることの難しさ”
など、原因は、探れば出てくることでしょう。
ですが、ここで、
それを、一つひとつ取り上げていては、切りがありません。
それに、”事業所での経験”を、
”客観的に分析”するには、日が浅いようです。
”事業所の利用”を通し、得た”学び”や”感じたこと”について、
”客観的な視点”から、”振り返り”ができるような状態になるまでは、
”気持ちを整理する時間”に、充てようと思います。
物事には、”良い面”、”悪い面”、”多様な側面”があるものです。
更に、”見る角度”や、”捉え方”によって、
その”印象”は、全く異なるものとなりえます。
ですので、また、別の機会に、その辺りを踏まえたうえで、
より”フラットな視点”での体験記を、皆さんにシェアできますと幸いです🍀
”就労移行支援”に対する私個人の意見としましては、
「一概に、”悪いものだと決めつけることはできない”のでは?」
といったところです。
今回、私が利用した事業所での訓練や、コミュニケーションは、
いまいち”嚙み合いませんでした”が…。
“就労に対し、何らかの障壁を感じている方”にとっては、
”必要なサービス”であると言えます。
実際に、私自身も、“発達障害”や、“心の不調”による“生きづらさ”を抱える
”一当事者”としては、”切実な思い”があります。
そうした経緯も踏まえ、今後については、
“障がい者就業・生活支援センター”さん(業界では、
“なかぽつ”/“就ぽつ”などの通称で、呼ばれているようです。)のお力を
お借りしながら、”自分に合った方法”で、
“自立”に向けた道を模索していく方向に、”気持ちを切り替えました。”
“発達障害”や、“心の不調”など、
“メンタル面の課題からくる生きづらさ”というものは、
外からは、“当人たちが抱える苦しさ”が見えにくく、
“適切な理解”が得られない場面も、少なくありません。
特に、”働くうえでは”、そうした“認識のズレ”から、
トラブルや“誤解”に繋がることもあるでしょう。
しかし、これらの問題も、自分の“特性を正確に理解”し、
“適切な対処”の実践や、“周囲からの配慮”があれば、
少しずつ、“生きづらさ”も”軽減”されていくものです。
まあ、正確な“自己理解”や、“対処法の習得”というもの、
それら自体が難しく、”自力で取り組むには限界がある”ものかと思います。
ですので、その都度、”専門家”の方々のお力もお借りしながら、
焦らず、“一歩一歩、着実に”、できることから進めて参りましょう🐢
「ここからが、“再スタート”!
“自分の人生を生きる”ことを、諦めないぞ~📣」
ではでは、本日のお話はこの辺りで🌛
当アカウントでは、これからも、“発達障害”や、“二次障害”である
“心の不調”と付き合いながらの“自立に向けた道のり”を、
コツコツ発信して参ります🌱
あくまで、私一個人の経験ではありますが、
「“発達障害の特性”や、“心の不調”により、
“生きづらさ”を感じておられる方が、
少しでも“楽になれるヒント”を提供できたら🌼」
そんな想いで、ゆるゆる続けて参りますので、
どうか気長にお付き合いくださいませ~👐
“心身の病気”や、“何かしらの不調”による
“長期ブランク”からの“社会復帰”に向けて、
私と同じような“不安”や、“困り感”を抱えていらっしゃる方が
おられましたら、ぜひ、お気軽にメッセージをお寄せください🍀
微力ですが、日々、“心の悩みと向き合う方”の
ちょっとしたきっかけになれますと、幸いです。
さて、気づけば、早いもので、
新年を迎えて、早1か月が経とうとしております。
この頃は、連日、底冷えするような寒さが続いており、
暑がり+寒がりの私は、お布団と恋人状態です💦
寒さが心にまで応えますが、
皆さん、手足を温めて、ぼちぼち活動して参りましょうね🐾
それでは、また、次回、お会いしましょう~👋