聴くと料理の事を、もう少し そして佐藤初女さんのこと
前回の記事で書いた↓Yell内での企画
「聴く連鎖ラジオ」の後日談です。
1.「美味しい」は心の扉を開く
対話を聴いてくださった方から、
日本のマザーテレサ佐藤初女さんのことを思いだしました。
というお声をいただきました。
そして、生前の初女さんのインタビュー動画と「美味しいと感じた時に人は心の扉を開く」という言葉を教えていただきました。
佐藤初女さんといえば、森のイスキアで悩みや痛みを抱える人達を迎え、話を聴き、聴くことと、素材をそのままいただく食で、訪れる人々を癒やし続けた女性。
初女さんのおむすびは、
「どんなシンプルな料理も丁寧に丁寧に作ると心が伝わる」
「本当に美味しい体にしみるものになる」
という初女さんの信念そのものを体現しています。
改めて初女さんの遺した言葉を見返すと、
どんなに心が疲れていても
重たいものを抱えていても
どんな立場
どんな文化の人でも
人間が求めるもの
癒やされるものは
同じだなぁと改めて感じます。
それは
「聴かれる」こと
そして美味しいごはん
人は「聴いてもらう」だけで、心の重荷を下ろすことが出来、再び歩き出す力が湧いてきます。
不思議なことに「聴き手」はその重荷を預かるのではなく、話し手の感覚や心に寄り添って「聴く」だけで、話し手と同じ体験、開放感やエネルギーも感じる事ができる。
というのが私個人の感覚です。
この「聴く」の時
美味しい食べものがあると、これまた不思議と話し手は普段話さないようなことを、ぽろっと言えてしまったりします。
胃袋を開くこと
心を開くこと
理屈抜きにこの2つは近いのです。
だから食べられないときは、心も開くことが出来ない。
心が固く閉じているときは
食欲も出ないし
何を食べても砂を噛むようで
美味しさを感じられない。
だから、どんなに落ち込んでいても
ごはんを食べて美味しいな
と感じられたら
ああ
私はまだ大丈夫。。。
と思えます。
2.過去から現在 そして今世界中にいる「初女さん」
佐藤初女さんの活動は多くの人を癒やしてきましたが、人間が料理をするようになって以来。
何千年も昔から、世界中には沢山の初女さんがいて、
大切な人のために
心をこめて料理を作り
話を聴き
癒やし続けて来た
そんな風に感じています。
そして料理が上手でも下手でも、私達はその沢山の初女さんのバトンを受取り、料理をし、話を聴く。または美味しいものを食べ、話を聴いてもらう。
シンプルだけど、とても大事な営みが、日々、この瞬間も世界中で行われている。そう思うと、なんとも言えないゆったりとした感覚、自分が大きなものの一部なんだなぁと感じます。
現在もまだ世界各地にある深刻な分断や孤独や絶望。
でも誰かとごはんを食べることができる。
誰かに聴いてもらえる。
それだけでも救われることって、絶対あると思うのです。
コロナで一人暮らしの人は、誰かとごはんを食べる機会が減っているかもしれませんが、オンラインで一緒に料理をしたりいっしょにごはんを食べるのも楽しいですよ!
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そして、聴くの提供も実験的にやってみようと思います。
こちらは、本当にただ聴くだけですが、聴かれることで起こる癒やしや、気づきを体験して今度は聴く人になってほしい。。。
というペイフォワードのギフトです。
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今日も読んでくださってありがとうございました。
ハッピーライフナビゲーター🌿
True Selfライフコーチ 清水えり