#079 ディズニーが教えてくれる防災の大切さ
皆さんおはようございます。防災士の恵理です。
11月18日 月曜日 本日もきてくださりありがとうございます。
本日は何の日かご存知ですか?
本日は【ミッキーマウスとミニーマウスの誕生日】なんです。
1928年(昭和3年)に短編アニメーション「蒸気船ウィリー」で、2人はスクリーンデビューしました。そのためきっと本日の東京ディズニーランド、ディズニーシーは大混雑なんでしょうね。
そんなディズニーはセキュリティや救護、防災についても力を入れているんです。
ディズニーランド、ディズニーシーを運営するオリエンタルランドのホームページで見てみると、防災の取り組み例として下記が挙げられています。
・防災に関わる有資格者が在籍する防災担当専門部署の設置
・総合防災監視センターの24時間体制の監視
・日常の防火防災管理、及び点検
・行政や専門家からの情報収集
・防災教育及び防災訓練の実施
また備えに関しては災害が起きてから4日目までに必要な数の、非常食・水・アルミブランケット・帰宅支援マップ、そしてベビー用の液体ミルクなどを備蓄していると記載がありました。
パークに来場しているゲスト、そして働いているキャストさん、何十万人にも及ぶ数です。
その人数のしかも4日目までに必要な数を用意しているというのが、さすがオリエンタルランドですよね。
東日本大震災の際に、キャストさんの対応が素晴らしかったというお話を、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
日々の訓練や備蓄の多さ、そしてゲストを思いやる気持ち。そういった日々の備えが、実際に地震が起きた時の対応に結びついているのだと思います。
ですがそういった準備だったり備蓄を私たちゲストは見ることができませんよね…。いえいえ、実は見ることができるんです!
パークのあちこちに例えば消火器がわからない形で置かれているのです。
赤い消火器が置いてあるとパークの景観は損なわれます。
そのため消火器はそれぞれのエリアに合わせて作られた箱に隠されているのです。
消火器だけでなく様々な防災関連設備が、分からないように設置されているのです。
ディズニーランド、ディズニーシーに行った際、乗り物を待っている時間やパーク内を歩いてる時に、宝探しだと思って消火器をはじめとする様々な防災関連設備がどんな風に設置されてるのかを、探してみるのはいかがでしょうか。
最後になりましたが 東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの海抜はおおむね5mの高さに位置しています。このことから有事の際はテーマパーク内に留まることが安全とHPに記載がありました。
もちろんその時の状況であったり、キャストさんの指示に従うことが最優先です。
ですが特にディズニーシーは海が近くに見えることから「すぐ避難しなきゃ」と慌ててしまうかもしれません。海抜5mあるという事実はいざという時にパニックにならないように、是非覚えておいてくださいね。
防災は、日々の積み重ね。
自分自身と大切な人の命と、心を守るために
今日できることから始めましょう。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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