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#081 イルカたちが帰ってきた!のとじま水族館、復興への一歩

皆さんおはようございます。防災士で美活防災アドバイザーの恵理​です。
11月20日 水曜日 本日もきてくださりありがとうございます。

本日の放送は、石川県の「のとじま水族館」に、イルカが帰ってきたというお話です。

今年のお正月に発生した能登半島地震で被災したのとじま水族館の動物たちは、全国の動物園や水族館に避難していて、このうち福井県坂井市の「越前松島水族館」ではカマイルカとウミガメ、それにゴマフアザラシを受け入れ飼育してきました。
発災から約11ヶ月。今回オスのカマイルカ、「ゴウ」と「ニッシー」は復旧工事が進み、のとじま水族館での受け入れ態勢が整ったため、昨日19日の朝、飼育員に見送られながら越前松島水族館を出発しました。2匹のカマイルカは体調が確認でき次第、展示が再開するとのことです。

のとじま水族館で飼育されていたカマイルカは他に9頭おり、現在は和歌山県のアドベンチャーワールドと、神奈川県の八景島シーパラダイスに避難しています。
この9頭も調整ができ次第、のとじま水族館に戻す予定とのことです。

そしてのとじま水族館といえば、ジンベイザメが有名です。
地震の前は2匹のジンベイザメが、大きな水槽を悠々と泳ぐ姿が人気でした。
しかし地震の後、ジンベイザメの水槽に水を送る配管や、水を温めるのに使われる循環ポンプが壊れ、1月9日、10日に2匹のジンベイザメは相次いで亡くなりました。
移送を検討してた最中の出来事です。
水族館自体も約半年間、休館せざるを得ませんでした。

7月に水族館は再開しましたが、ジンベイザメの水槽は不在のままでした。
そんな中、9月に石川県沖でジンベイザメが定置網にかかったと報告があり、その後水族館で受け入れることが決まりました。
今はジンベイザメは水槽の中で元気に泳いでいるとのことです。

地震からまもなく1年。発災前と全く同じというわけではありませんが、水族館では徐々にその姿は取り戻しているようです。
もし石川県に行くことがあったら水族館に遊びに行ってみてくださいね。

防災は、日々の積み重ね。
自分自身と大切な人の、命と心を守るために
今日できることから始めましょう。

最後までお読みくださりありがとうございました。
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