#076 停電は毎日どこかしらで起きている!?3つのアイテムで備えよう
皆さんおはようございます。防災士の恵理です。
11月15日 金曜日 本日もきてくださりありがとうございます。
本日は【停電】についてお話ししたいと思います。
先週、11月9日土曜日の20時22分頃から同日21時49分頃にかけて、四国4県の36万戸以上が停電しました。
この停電は地震や台風といった災害によるものではなく、作業の中で人為的ミスが起こり、電力の需要と供給のバランスが崩れ、非常時の機能である「周波数低下リレー」が作動することにより停電が発生しました。
「周波数低下リレー」というのは簡単に言うと、「大規模な停電が起きそうな時に、それを防ぐために一部を停電させて大規模停電を防ぐ」というものです。「周波数低下リレー」の是非についてはここではお話ししません。
しかし停電は私たちの身近に存在するものです。
この放送を収録している11月14日木曜日でも仙台で約800戸の停電が発生しました。
電力会社の停電履歴を検索してみると、100戸程度の停電は毎日どこかしらで発生している、そして復旧には最低でも1時間はかかるということが分かりました。停電の原因も設備のトラブルや、設備に樹木が接触したなど、いつでもどこでも起こりうる理由だと感じました。
皆さんは停電への備えはされていますか?
電気が必要な熱帯魚や小動物などを飼われている方や、ご病気などで電気で動かす機械が必須という方は備えていらっしゃるかと思います。
ただそのような特別な理由がない方でも、電気が1時間以上止まるというのは大変なことですよね。今の季節のように日が短い時に停電してしまうと、活動はなかなかできません。
またオール電化のお家も、最近では非常に多いと聞いています。
我が家はガスで料理をしているので、停電になってもあたたかいお湯を作ることはできますが、オール電化のお家ではそうもいきません。
大人であれば我慢したり、あまり気が進まないものでも食べて空腹を満たすことはできますが、ミルクが必要な赤ちゃんが食事ができなくなってしまいます。
停電対策ため家庭に3つのものを用意してください。
1つ目は明かりです。
懐中電灯だったりランタンだったり、今は様々なものが比較的安価で売られています。家の中を明るく照らす商品をまずは用意してください。
2つ目はカセットコンロです。
暗い中カセットコンロを使うのは危険を伴いますが、1つ目の明かりランタンや懐中電灯があれば安全に使用することができます。
3つ目は充電器です
理想を言えばポータブル電源を用意していただきたいのですが、こちらはどうしても数枚十数万円かかってしまう商品です。準備が難しい場合はまずはモバイルバッテリーを。できる限り大きな容量のものを用意してください。
あかり、カセットコンロ、バッテリーこの3つは必ず用意しといてくださいね。
防災は、日々の積み重ね。
自分自身と大切な人の命と、心を守るために
今日できることから始めましょう。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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