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#019 南海トラフ地震臨時情報とは何だったのか

皆さんおはようございます。9月19日 木曜日
本日も防災士の恵理​がお届けします。
本日もきてくださりありがとうございます。
本日は【南海トラフ臨時情報とは何だったのか】についてお話します。

2024年8月8日(木)に宮崎県で震度6弱の地震が発生し、50cmの津波が観測されました。

大きな地震が起きた際には 「3日から1週間ほど余震や、 より強い地震に警戒する」というのは、いつも言われていること。
しかし今回はいつもと異なり、初めて「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発表されました。

みなさんどう思われましたか?
多くの方は「何それ?」「予知なの?予報なの?」「どうせ起きないでしょ」「怖い」などと言ったお気持ちになったのではないでしょうか?

「南海トラフ地震臨時情報」は、
想定発生地域の中で一定以上の大きさの地震が発生、
または前兆現象に繋がる異常を観測したら、発表することとなっています。

今回初めて発表された理由 はこの制度が2019年に運用開始した、まだ開始5年目の制度だからです。
そのため「初めてであること」には注目しなくて大丈夫です。

南海トラフ地震臨時情報は全部で4種類
◾️調査中
異常な現象の調査が行われている場合

◾️巨大地震注意
さらなる調査が必要な場合

◾️巨大地震警戒
想定震源域内でモーメントマグニチュード8.0以上の地震が発生したと評価された場合

◾️調査終了
調査結果が巨大地震の発生に関連しないと評価された場合

今回は地震が起きた後「調査中」の発表がされ、
その日の夕方に「注意」になり、
1週間が過ぎた後に「調査終了」になりました。

本日は以上となります。
明日も南海トラフ地震臨時情報についてお話しします。
最後までお読みくださりありがとうございました。

防災は日々の積み重ね、また明日もお待ちしております!

音声で聞きたい方はこちら👇
stand.fm
https://stand.fm/episodes/66e8e0fdae50a3a84f1e2f8b


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