【読書感想文】リスク許容度の把握方法が今まで読んだ本の中で一番わかりやすかった!『お金は寝かせて増やしなさい』
今回紹介するのは、水瀬ケンイチさんの『お金は寝かせて増やしなさい』です。
水瀬ケンイチさんは投資ブログ「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」を運営されている方。
山崎元さんとの共著『全面改訂 第3版 ほったらかし投資術』も今たいへん話題になっています。
今回紹介する『お金は寝かせて増やしなさい』は2017年に出版されたものですが、「自分のリスク許容度を知る方法」が大変役に立ちました。
本書の中にはいくつかその方法が書かれているのですが、私が「なるほど!」と思ったのは
というあたり。
個人的に投資を始めて半年が経ち、値動きにはだんだん慣れてきたのですが、自分のリスク許容度がどれくらいなのかをはっきりさせられずにいました。その点においてかなり不安を感じていたのですが、上記の部分を読んで「じゃあ自分はこの金額くらいまでなら投資してOKだな!」と決めることができました。
また今まで何冊か投資関係の本を読んできて、リスク許容度について勉強してきたつもりだったのですが、正直どの方法も自分にしっくりくるものではありませんでした(「将来もらえる年金額から計算して〜」など、不確定要素が多くてイメージしづらかったのかもしれません)。しかし水瀬さんのリスク許容度についての説明は、投資を今年始めたばかりの私にもイメージがしやすく、リアリティがあるというか地に足が着いた考え方というふうに捉えられました。水瀬さんは私と同じ会社勤めの方なので、もしかしたら感覚が似ているというのもあるかもしれません(たいへんおこがましい言い方ですが)。
とりあえず、自分がいくらくらいまで投資できるのかということがこの本で分かったので、その金額まで毎月コツコツオルカンを積み立て続けようと思います。そして目標金額まで行ったら、そのまま積み立てを継続するのかどうするのかを一旦ちゃんと考えていきたいです。
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