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【描く新習慣】アップルだからできる『経営デザイン論』②「最強Appleフレームワーク」

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こんにちは。( •ॢ◡-ॢ)-♡
今日もご覧いただき、ありがとうございます。
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前回に引き続き、今日も、Appleの『経営デザイン論』から学べること、考えてみてほしいことを、お届けしていきます。

連作は、今までしてなかったけど、連作にしてみようと、なぜか思ってしまった私です。


👇この間の記事 :)

👇この本です :)


✅「最強Appleフレームワーク」

<書籍について>
■最強Appleフレームワーク: ジョブズを失っても、成長し続ける 最高・堅実モデル!
■2024/8/6 発売
■松村太郎 (著), 德本昌大 (著) / 時事通信社

【Amazon】から抜粋🔍


世界初、
時価総額3兆ドルとなった企業・アップル。

フレームワークやビジネスについての、ケーススタディの本なのですが、すべてアップルのケースで揃えてあり、
Appleってやっぱり凄いカンパニーだ、
って思わずにはいられない本の1つです。



✅前回のおさらい

Appleといえば、「革新的で洗練されたデザイン」というイメージを持たれていらっしゃる方が多いと思うし、私も共感です。
それを端的に表現したのが、初代iPhone発表プレゼンで説明された、以下のポジショニングマップ(Matrix)。

書籍「最強Appleフレームワーク」においては、初代iPhoneの誕生を発表するプレゼンにおいて、スティーブジョブズが使用した、マトリックス分析のポジショニングマップでは、「スマートである」「使いやすい」の2軸で、従来のガラケーやスマホとの差別化が、鮮明に示されたことが例示、説明されている。
Matrix of the presentation of the first iPhone


なぜ、Appleはこのような、斬新な発想ができるかというと、

  • 左脳的なビジネスフレームワーク

  • 右脳的なクリエイティブ、パーパス

この両方を備えていたからに他ならない。


コストを抑えよう、機能をよくしよう、という考え方は、左脳的な考え方。
一方の右脳的な考え方は、「生活にフィットしていくこと」を目的にしており、『デザイン思考』とも呼ばれます。






✅『デザイン思考』は、ユーザーを最優先に置く

「デザイン思考」に関して、本書でそこまで明確に書かれてないんですが、簡単に言うと、ユーザー中心の視点から問題を解決し、革新的な製品やサービスを生み出すためのプロセスです。

たとえば、低予算のため、動く歩道も内照式のサイン看板も設置できなかった「成田空港第3ターミナル」。
完成したのが、陸上競技場のトラックを見立てた「デザイン」。

【デザイン思考】成田空港第3ターミナルへ歩く、陸上競技のトラックをイメージしたデザイン。
ROOMIE「成田空港の第3ターミナルはつい走りたくなるね」

重たいスーツケースをガラガラしたって、楽しく歩けそう。

【デザイン思考】成田空港第3ターミナルへ歩く、陸上競技のトラックをイメージしたデザインの通路。
ROOMIE「成田空港の第3ターミナルはつい走りたくなるね」


こんな感じで、『デザイン思考』とは、

単なる見た目の美しさ、使いやすさだけじゃなく。

より深くユーザーのニーズを理解し、製品そのものが持つ価値を最大化することを目指します。

どれだけ機能や性能が良いプロダクトでも、消費者のニーズから遠のいていたら、売上は伸びません。

これは、「PMF(プロダクトマーケットフィット)」という理論。

PMF(プロダクトマーケットフィット)
**顧客の課題を解決する製品やサービスが、適切な市場で受け入れられている状態


たとえば、

有料レベルの記事なのに、売れない❝note❞

が、もしあったとすれば、それは
「適切な読者へ届けられていないから」かもしれないし、
「読者のニーズを、巧く喚起できていないから」なのかも。

あとはなんだろう・・。
「需要と供給のバランス」とかかな。


「適切な読者へ届けられていないから」だと思うのなら、読者になってもらうために、

  • タイトル、タグ、文章中に、関連キーワードを記載する

  • 冒頭で、誰に宛てた文章で、読むとどんな課題が解消されるか記載

  • プロフィール欄で、自分の扱うテーマ、権威性を記載

などの工夫ができるでしょう。

オフラインの店舗だと、実際に来店してもらうのって、どうしてもハードルが高いけれど、これがオンラインだったら、検索してすぐさま記事が表示できるから、物理的な制約はないようなもの。

ジャンル、頁数、在庫、何も気にしなくても大丈夫。

『最強Appleフレームワーク』PMF(プロダクトマーケットフィット)とは、顧客の課題を解決する製品やサービスが、適切な市場で受け入れられている状態。プロダクトが、市場へアプローチする方法と、購入者がプロダクトに価値を感じるように、行動変容させる方法の比較。

「読者のニーズを、巧く喚起できていないからだ」と思うのなら(右図)、

「あなたには、この記事が必要なんだよ」と、気づいてもらわないと。


つまり、読者の「行動変容」が重要ということです。



✅『デザイン思考』が「行動変容」を起こす

アップルは、『ビジネス思考』のみならず、『デザイン思考』との両刀遣いで、世界初の時価総額3兆ドルの、怪物になったんだよ。

だから、アップルは、「行動変容のプロフェッショナル」といっても過言ではないかもしれない。


🔶iPhoneが、腕時計から奪ったもの

iPhoneが登場したことによって、時間を知る手段である時計への評価が、急激に変わることとなります。

iPhoneに目線を合わせたら、今現在の時刻が一目でわかる。

機内モードでも、時計の針が時間を刻み続けてる。

こうやって、

iPhoneが、時間を知る手段である腕時計から人々の関心を奪い、装飾品としての腕時計であることに価値を与えます。

アップルウォッチの発売にあたってアップルは、よりにもよって、自社製品であるiPhoneがボトルネックになってしまう。
その頃には、「アップルウォッチで時間を確かめられる」だけでは、市場は歓迎してくれない状況だったから。



🔶アップルウォッチに託された、次世代の行動デザイン

Applleが『デザイン思考』で描き出そうとする次の行動デザインが、
健康、運動をサポートしてくれるデザインです。

決まった間隔で、「歩こう」と励ましてくれたり、
心身の状態を記録したり、
異常値のステータスが検知されると、まっさきに通知きたり。

「行動変容」そのものを楽しみにするアップルユーザーも大勢いらっしゃるでしょう。

さらに、カメラ機能の向上、より高速なチップの搭載、長持ち・リユース、などに大胆な投資がなされているようですね。

意外と、革新的ではないけど、、これには、『ビジネス思考』的戦略が背景にあると考えられてます。


次回、このことについて書いていきたいと思ってます。


それでは、今日もありがとうございました。(*'ω'*)

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