見出し画像

飛んだ茶番に付き合わされた?

正直、最近のマスメディアには開いた口が塞がらないじぃじです。
この記事は(そのつもりはなかった)一昨日書いた次の記事の続編です。

おとつい28日に、フジテレビ経営陣の10時間半にも及ぶロングラン会見が開かれていた裏で、週刊文春はこの件の発端となった記事をこっそり訂正したようで、次は後日、弁護士の橋下徹氏に指摘され出した釈明記事です。

いやぁ、会見に集まった報道陣が集中砲火を浴びせていたこの事件の焦点である「中居正広氏と女性の密会にフジテレビの社員が関与した」との事実が誤報であることを週刊文春が認めたとか。当日の報道陣は軒並み梯子を外された格好です。こうなって来ると本当に「笑えない笑い話」ですねぇ…


思い出すのは週刊新潮の「伊藤純也」報道

古くからのフォロワーさんはご存知だとは思いますが…観るなら野球よりはサッカーのじぃじ。1年前のアジアカップも連日観てましたが…

日本代表のアジアカップでの活躍に注目が集まる中、そこへ飛び込んで来たのが週刊新潮の伊藤純也報道。まぁ、ちゃんと観てたじぃじに言わせると、2023年の絶好調とは打って変わってアジアカップの日本代表は精彩が欠いていて、仮に伊藤純也が出場していても負けたとは思うんですがねぇ…

JFAやスポンサー企業の伊藤純也に対する手のひら返しにはじぃじも腹を立ててました。その後の顛末は皆さんご存知のとおり。性被害を訴えた女性二人の虚偽告訴も疑惑が持ち上がり、双方ともに不起訴で、伊藤純也は日本代表に復帰しました。彼が所属するクラブ、フランスのスタッド・ランスは彼の起用を続けましたが、事件が発覚した際に公表した「彼が無実であることを信じてる」との声明を称賛する声が今でも高いです、はい。

もはやマスメディアは共食い状態か?

この伊藤純也の性加害疑惑報道、その後は従来とは違った展開なりました。騒ぎの発端となったのは週刊新潮の記事だったのですが、伊藤の顧問弁護士は敢えて新潮社をスルーして、被害を告発している女性二人を虚偽告訴罪で逆告訴したからです。昨年のワールドカップ最終予選を控えて、重要な戦力である伊藤の早期代表復帰の要請に応えたと顧問弁護士は語っていますが、騒ぎが当事者による訴訟合戦になったことから、新潮社は置き去りにされた格好になりました。

まぁ、出版社としては訴訟に勝とうが負けようが、この件が社会的に注目されれば雑誌は売れる…ある種の焼け太り戦略だったのかもしれないですが、顧問弁護士のクレバーな判断により当事者から外されただけでなく、性加害を告発した側の怪しげな素性が露見する事態に至っては沈黙せざる得ない状況に陥りました。さらにアジアカップの期間中に報道されたこともあって、大会前は優勝の最有力候補とされた日本代表の引きづり下ろしを画策したとして一部のサッカーファンから週刊新潮の不買を呼びかけられる始末。不振に喘いでいた週刊誌にとっては手痛い失策となってしまいました。

この大失敗に懲りたのか、今回、週刊誌は世論を味方につけられる落ち目のターゲットとしてフジテレビに目を付けたのですかねぇ?でも、これじゃ旧来型のマスメディア同士の共食いを見せられているように、じぃじには見えるんですけどねぇ。どうなんだろう?

こんなことを続けていたら…

じぃじは前回の記事で次のように書きました。

最近のテレビ離れや雑誌離れは「ネットやSNSが普及したから」と理由付けされる事が多いですが「本当にそれだけなのかな?」と素朴に考えてしまう…

昨夜のフジテレビ社長会見

今回の一連のフジテレビの騒動。1回目は同業他社だけを集めてコソッと会見を開いて、一応のエクスキューズとするつもりだった。けど、社会的な反発が予想外に大きいと見るや、10時間半もぶっ通しで4人の70代の経営陣が大立ち回りしたけど、質問に立つ面々が発するのは(後で誤報だと判明する)責任を追求する発言ばかり。改めて考えると飛んだパフォーマンスに付き合わされたのかもしれませんねぇ。

こういった残念な報道がずーっと続いてきたから、視聴者・購読者はテレビや新聞・雑誌で報道されることをすっかり信用しなくなって、自分が真実だと思える情報でネットで探すようになった…とは考えないのでしょうか?
「誰が報道の自由度ランキングを下げているのかわかってない」って思うのはじぃじだけでしょうか?

#毎日note
#日記
#フジテレビ
#フジ・メディア・ホールディングス
#記者会見
#メディア
#日枝久
#港浩一
#中居正広
#週刊文春
#報道の自由度ランキング

いいなと思ったら応援しよう!