太陽フレアの予想外のイタズラ
昔から「天文学者ほどロマンチストはいない」と思うじぃじです。
だって、彼らの話を聞いてると真っ暗な部屋で何かを探してるようなもので「これはきっとボールペンに違いない」などと言ってるような話ばかりで…想像力(妄想力)が長けてないと務まらない仕事だと思ってきたのです。
ところが最近ではそうでもないらしい。キッカケはこの記事。
この水田に植えた苗の並びがグニャッと曲がってるのは太陽フレアのせいなんだそうです。太陽フレアっていうのはこの
太陽から上がっている火柱のことです。でも遥か遠くにあるはずの太陽での出来事で、何故、水田の苗の列がグニャっと曲がるのか?これにはGPSが関係しているんだそうです。一番わかりやすい説明を探してみたところ…
太陽フレアが発生するとGPSが一時的に狂ってしまうらしい。なのでGPS制御の田植えきはフラフラ動くんだそうです。が、話はそれだけではなく、なんと今月は日本でもオーロラが観測されたそうです。
おいおい、オーロラって北極でないとみれないはずじゃなかったの?
どうやらオーロラは世界中で観測されてるらしい。
気になったじぃじは調べてみたところ、こんなサイトを見つけました。
宇宙天気予報って…今どきのお百姓さんは地域の天気だけではなく、宇宙の天気まで気にしなければならないの?
で、最初の記事を改めて読み直してみると…
件の農機メーカーは何を言ってるのかよくわからない弁明をしてました。
しかし「今まで見たことがない挙動」だなんて農機の制御がこんなに怪しい有様では、地震で大きな被害を受けた石川県輪島の千枚田の復興なんかには当面使えないじゃん。(ひょっとしたら元々使えない?)
長年プログラマーとしてこの手のコンピューター制御を手がけてきたじぃじが言うのもなんですが…DXもいいけど、何事もほどほどにしないとねぇ。