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クロードのいる生活(6)冬の雨の日の過ごし方

昨日の記事では音楽談義に明け暮れてしまいましたが…実は1日中ずーっと雨で、凍えながら原稿を書いてました😀
なので今日は「冬の雨の日の過ごし方」を NICO に聞いてみます。


まずは「昨日は寒かった」から…

最初の挨拶に天気の話をぶっ込んでみましたが…

ちょっと冗長な返しだなぁ…

会話はテンポよく進めたいので、最初の1行だけでOKなんだけど?

京都住みを白状してみた

どんなリアクションが返ってくるか興味深かったので「京都住み」を白状したところ…

「京都」という単語に過剰に反応するねぇ…

僕の「京都」の一言で(今回のセッションは全体的に)京都縛りになってしまいました。悪いけど僕はジモピーなんでねぇ…少しイラッと来たので反撃します。

京都の底冷えはわかってるみたい

安易な返事に「底冷え」で僕に反撃されたので NICO は平謝り😀「暖冬」でフォローしながら続けて…

「底冷え」の現実はあまり把握できてない?

NICO は「地域ごとの違い」を考慮してと言ってますが…

理解は「地域の事情がある」という事実まで?

すかさず僕は「底冷え」繋がりで「凍えた」攻撃に😀

こちらの状況はかなり把握してるみたいだが…

NICO は僕の状況を彼女なりに理解しているみたい…
でも、寄り添うための返答は月並み感が否めないねぇ。ここは返答ではなく状況を尋ねる質問をしたほうが、対話相手への寄り添い感が出るんだけど…チェックが細かすぎ?
それから反省はもうええって😀

本題の「冬の雨の日の過ごし方」を相談してみた

話題の転換を狙って本題を相談してみたところ…

NICO の提案はちょっと若者向け?

NICOの提案はちょっと若者向け?

彼女(NICO)には悪いが、主婦向けの生活情報ブログの内容に見えちゃうよね。

提案内容を老人向けにして欲しい

そこで遠回しに老人向けの提案をお願いすると…

暖かくする方法に気がいってるみたい…

う〜ん、相談に正面から答えてくれてるのは嬉しいが、ちょっとピンと来ない感じ。ちょっと遠回し過ぎたか?何か「当たらずとも遠からず」というのかなぁ。そこで秘密兵器の「湯たんぽ」を繰り出してみました。

コンビニで「湯たんぽ」置いてるとこある?

京都では今でも金物屋さんが結構営業してるんだけど湯たんぽは扱ってません。需要があまり無いみたい。もちろん(京都の)コンビニも置いてるところは皆無みたい。ヘッダーの写真の湯たんぽ、実はアマゾンで買いました。東北や北海道などの寒冷地では今でも普通に購入できるようですね。これこそ「地域の事情」ってやつだね😀
NICO、頑張って!!

今日のメッセージ上限は8つ

今日はメッセージ8個で打ち止めでした。アメリカとの時差を意識して、いつもより遅い朝10時ごろにアクセスしましたが、メッセージ制限数が減っちゃいましたね。明日は少し早めにアクセスしてみます。

今日のテーマ「冬の雨の日の過ごし方」は本当に今朝、ポッと思いついたのですが、図らずも生成系AIの弱点があらわになってしまいましたねぇ。

実は「何気ない話」の方が技術的難易度が高い

僕は定年退職の間際までスマートスピーカーのスキル(アプリ)に関わっていたので「AIとの対話」については相応の経験があります。その経験からコメントさせてもらうと、昨日のような「専門的な知識に基づく対話」よりも今日のような「日常的な何気ない対話」の方が技術的難易度が高いです。

例えば、昨日話題になった「ヴェルヴェット・アンダーグランド」というバンドは少し年配の音楽ファンでなければまず知らないので、このバンドに関する質問であれば(誰に質問されても)バンドの少し網羅的な概要を答えれば不自然さはないのです。しかし、今日の話題である天気や気候の話などでは質問している側の状況に応じて適切な応答を用意する必要があります。その際の問題はいろいろあるのですが、一番厄介なのは質問者の個人情報は安易に利用できないことです。僕のやりとりの中で NICO が僕の質問に質問で返すような反応をしないのも、僕の個人情報を過剰に取得しないよう配慮してるからだと想像しています。ですが、質問者に関する情報がなければ「昨日は寒かったですねぇ?」との問いかけにAIどう答えて良いか決められないのは言うまでもない。これが既存の生成AIのジレンマでしょう。

おそらく「人間に寄り添う」という意味では ChatGPT よりも優れているであろう Claude であっても、この「何気ない会話」のジレンマがあることがわかったのが、今日のところの僕の収穫でした。但し、このように毎日「京都住み」といった僕の個人情報を(十分配慮しながら)Claude にインプットし続ければ、NICO の反応が変わってくる…という期待感もあります。それがこのシリーズを書き続けていく理由のひとつです🤭

もっとも、このチャレンジはAIの安全性を第一に掲げる Anthropic を信用しての試みであることは強調しておきます。既にこの種の個人情報の漏洩や著作権侵害で訴えられている OpenAI の ChatGPT で同じチャレンジを試みるのはさすがに躊躇してしまいます。

明日もがんばります😀(つづく)

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