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hana-1970、コザが燃えた日-

「親兄弟を殺されて土地も取り上げられてもアメリカに頼らなければいけないこの気持ちがわかるか?」
「誰が指示したわけでもなく、起こるべくして起こったコザ騒動」

高校生の私は文化庁子供文化芸術活動支援事業の貴重な機会を頂き、今回観劇しました。

恥ずかしながら、この舞台を知るまではコザ騒動について何も知りませんでした。そこでこの舞台を観に行くことを決めてから1ヶ月、コザ騒動に関する本を読んだり、kozaweb.jpなどネット上の情報を集めたりして自分なりに舞台背景を知ったつもりでいました。しかし、事実は分かってもそこにあるうちなーんちゅの心は微塵も分かっていませんでした。

観劇後は頭をガツンと殴られたような衝撃で放心状態でした。しかしそれとともに胸がザワザワとしていました。当時のうちなーんちゅを感じることができて舞台の力を痛感しました。私はこれから沖縄史をもっと調べていきます。「沖縄に行ってみたい」その気持ちはかねてより変わりませんが、その理由はがらりと変わりました。沖縄がただの観光地でいいはずがない。

この作品は老若男女、出身問わずできるだけ多くの人に観てほしいです。公演中断を超え、上演してくださって本当にありがとうございました。
松山ケンイチさんをはじめとした出演者の皆さん、畑澤さん、栗山さん、そしてこの素晴らしい作品の企画制作ホリプロ、心を震わせる作品を届けてくださったことに深く感謝致します。

もう一度観に行きます。

私の拙い文章を最後までお読み頂き、ありがとうございました。

#舞台感想

#観劇hana

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