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毎日が

今日という日、毎日一日一日が修行なんだなと最近思います。

修行と言うと、たいていは仏教などの厳しい修練をイメージされる方が多いかもしれません。

しかし、そうではないのだと最近わかりました。
本当の意味での修行とは、この人生を喜び、感謝し、歓喜するように生きることです。

こう書くと、少しホッとしませんか。
『ああ、良かった!好きなことじゃんじゃんして、楽しんでいいってことでしょ!』と。

苦しいことから離れて、好きなことや楽しいことすればいいんじゃない?
昔のように努力とか、耐え忍ぶっているのはもう時代が合っていないでしょう。

もしかしたら、そうなのかもしれません。
ですから、どうかこれからは、どんどん人生を喜んで、小躍りするかのように生きるのです。

これが本当の意味で修行です。

ああ、それなら私にもできる。
滝行とか、欲を手放すために苦しいことをしたり、努力するなんてできそうもない。
良かった、良かった…

でも、本当に楽しむだけで、大丈夫?

修行と言えば、人によっては苦しみが伴ったりするイメージもあるでしょうから、楽しんでいいと言われて、本当に大丈夫かしらと不安になる人もいるかもしれません。

この人生は、苦しむためにもたらされたわけではありませんから、それでいいのです。

人生を喜び、どんどん楽しんで生きましょう。

こう書かれていたらいかがでしょうか。
より良い人生を生きるために頑張らないといけないと思っている人は、少し気が楽になったかもしれません。

ただ、思い出してください。
始めに『今日という日、毎日毎日修行』と書きました。

ということは、毎日のすべてを喜び、感謝して、小躍りするかのように生きることが修行である、ということです。

(いや、もうわかっているよ)
と、思われた方、もうしばらくお付き合いください。

毎日のすべてを喜び、感謝して、小躍りするように生きるということは、いつも私はその姿勢で生きるということです。

よく考えてみてください。
毎日、毎日喜び、感謝して、小躍りするような出来事がありますか?

いやむしろ、嫌な人に出会ったり、失敗したり。
喜んだり、感謝するどころか人生を呪ってしまいたくなるような瞬間が、誰にでもあるはずです。

そういう一日であっても、楽しんで、喜び、小躍りするかのように生きること。
それこそが真の修行だと、私は思っているのです。

苦しい時に笑顔は出ません。
そんな時に笑いたくないよ。

良いことなんか言えないし、それどころか不平や不満を誰かに聞いてもらって、何とか心の平穏を保っている。

喜んだり、小躍りなんてもってのほかだ。

本当の意味で忍耐を必要とし、その人の器を大きくし、強くしていくのは、厳しい環境であったとしても、その中で積極的に生きることだと私は考えています。

ですから、人生の修行とは、一日一日を、喜んで楽しみ、今日一日不平や不満を漏らさずに、おごらず、自己反省をし、人生を積極的に生きるということです。

これがどれほど難しいか考えると、人生というこの時間は、修行するために与えられた時間なのかもしれない。

厳しい規律を守って生活したり、心身を強めるために仏教の修行もたくさんありますが、心を強くし、自らの人生に向き合えている人こそ、真の修行者なのでしょう。

『今日は不平や不満を言わない。喜んで積極的に生きる』

と心に誓っても、家から出た瞬間、些細なことでイラっとしてしまったり、知り合いを見つけたら話しているうちに不満を言ってしまったり、なんだかんだで全く誓いを守れません。(私の場合はですが)

ですから、積極的に人生を楽しんで、喜んで生きることは、とても難しいことなんだなと私はいつも感じます。

楽しい出来事があって、それを受けて楽しめることはたやすいことです。
また嫌なことがあったら、その度に周りに嫌な顔をして、不平や不満を言い続け、この社会や人生を呪うことも同じく簡単です。

出来事に対して、そのままの感情を出すことはとても自然ですから。

しかし、人生に楽しいことがあろうとなかろうと、今日を喜び、楽しみ、感謝して生きていくということは、現実世界の出来事と、私の思いを完全に切り離した生き方になります。

何が起きようと、私の気持ちには何の影響もないと強く思うことだからです。

ただそれは、とても難しい修行だと思います。

明日からちょうど7月にも入りますし、私も毎日修行を心に誓って、後半を過ごしてみようと思っています。
もしも、今日一日、今日一日とできる日が増えていけば、見える景色も聞こえる音も、付き合う人も、今いる環境も変わってくるのではないでしょうか。

みなさんもぜひ、一緒に修行してみませんか。
今日を積極的に生きること。
簡単なようですが、人生かけてできるようになったらいいなあ。

今日もお読みいただきありがとうございます!

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