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満たされる

前回の引き続きです。

前回の内容を簡単にまとめると、

①過去、現在、未来の進み方が、時計の針の方向ではないかもしれないということ

②今この瞬間だけを見るようにして、過去や未来への思考をシャットダウンすること

③時間差や時間の流れはなくて、あるのは今だけではないかということ

この三つのところで終わっていたと思います。
今回は③からすすめていきます。

例えば、原因と結果という二元論の話でいうと、原因の後に結果が起きるという、どうしても時間差が生じます。

矢印の方向で表すと、
原因(過去)→結果(現在もしくは未来)となります。

矢印の方向は、時計の針が進むように一方方向です。

以前、創造についての投稿をしましたが、コピー機のスイッチを押して、コピーされたものが印刷されて外に出てくるまで、数秒はかかるでしょう。

同時であれば、原本をコピー機に置いた瞬間、すでにコピーされたものが出ていた状態です。

それは、欲しいと願った瞬間に、もうそれが手の上に乗っているようなものです。

時間が同一だと理解できていれば、本当の意味での引き寄せとはそのように時間差はないものだとわかります。

・欲しいと思った瞬間、手に持っている
・原因と結果が同じ場所にある
・時間差がない。

これはどういう意味でしょう。
ちょっと想像してみてください。

欲しいと思った瞬間すでに手にある、ということはすでに始めから持っていたということになります。

逆に、引き寄せようとがむしゃらになっていて、願ってから得るまでに時間差が生じると考えている場合はどうでしょう。

これは、願ったものが手の上に乗っていない、空白の時間があるということですよね。

その空白の時間を認めるということは、

願うまで手元にない=持っていない
という状態を認めたことになります。

(A)すでに持っている場合、
欲しい(過去)・持っている(現在)・受け取る(未来)
が同時に起こりますが、

(B)持っていない場合、
欲しい(過去)→引き寄せ中のため空白(現在)→受け取る(未来)
という矢印方向に時間が進むため、現在は空白になってしまっています。

引き寄せに偏り過ぎてしまうと、現実が見えていなくなる場合もあって、こういう理由からではないかと思うのです。

本来時間の流れはすべて同じ場所にあって、
すでに持っている(欲しい・持っている・受け取る)が同時に行われていると考えています。

いやいや、手の上にないじゃないかと、
なりたい姿になれてないじゃないかと。

わかります。
私もそう思っていました。

なぜ手元にないと思うかというと、本来の時間の流れは(A)なのに、社会の時間の概念は時間差が生じる(B)を選択しているからではないかと思うのです。

時計がない頃は、日の出、正午、日の入りぐらいで、あまり細かな時間の概念はなかったでしょう。

その頃は、過去や未来というよりかは、今この瞬間を生きることができていたかもしれません。

話は戻りますが、願った瞬間手の上にある状態にするには、

本来の時間の流れ(A)で生きること、そして、本当はそのように生きているのだと、まずは知ることです。

始めは何言ってんだでいいのですが、
自分にはすでにある、そう思ううちに、
願った瞬間手の上に乗っているということに何の疑いも持たなくなります。

だから、頑張って引き寄せようなんて思わなくて済みます。
なぜならすでに持っているのですから。

すでにあるということは満たされている状態のことです。

コップの水を満タンにしてほしいといつもいつも願っていたけど、それが叶わない。
どうしてだろうと考える。

実はすでに満タンだったのだ。

なぜそれに気が付かなかったかというと、コップを外側から見ておらず、コップの中からしか見ていなかったから。

よく、眼鏡を頭の上に置いたまま眼鏡を探している人がいると思いますが、それと同じような感じですかね。

すべてはあるんです。
ずっと初めから。

それに気が付くと、
毎瞬『ある』の連続なので、
毎瞬『感謝、ありがとう、受け取りました』
になります。

これが今を生きるということではないでしょうか。

すでにあるとわかっていれば、欲しがる必要もありませんし、
欠乏はありません。

『ない』がないのです。

もしかしたら、欠乏とか不足はある種まやかしかもしれないなと思うようになりました。

欠乏や不足はいい意味で向上につながるかもしれませんが、悪いほうに進めば、競争とか奪い合いとかにつながる可能性があるからです。

あるのにないって見せることは、他者を動かすために悪用もできるということです。

日記の話から、今を生きること、今を生きていない状態についてどんどん話が進んでしまい、結局言いたいことがわからなくなってきましたが、

いかがでしょうか。

出来れば私は日記をつけたいと思っていて、感謝日記とかもあるのですが、どうすれば日記が続くのか、または『ある』という感覚がわかりやすく感じれる日記とか作れたらいいなあと思っています。

試行錯誤してみて、私のように三日坊主でもできるツールになりそうでしたら、また投稿でお知らせします。

今日もお読みいただきありがとうございます!


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