探求する
心の奥底や目に見えないもの、知らないことを知りたいとか、探求したい気持ちはありますか。
私は小さなころから、この世界の真理とか、目に見えないものも見えるものと同じぐらい大切に考えていました。
目に見えないということは、それを言っても理解されないこともあるということでもあります。
ちなみに目に見えないというのは、スピリチュアルとか霊的なことではありません。
例えば、誰かにプレゼントをもらったとします。
プレゼントはもちろんうれしいです。
しかし、本当にうれしいのは、それを買うために一生懸命考えてくれたこととか、喜ばそうと思って持って来てくれたみたいな、そのプレゼントが持つ『背景』にです。
その『背景』にいつも胸がいっぱいになります。
物だけで考えたとき、同じものはお店にたくさん並んでいます。
作り手とか販売者の気持ちがこもっていれば、この世に生まれるまでのストーリーがありますし、
そこからさらに一つ一つが持つストーリー『背景』は、人の心を大きく動かします。
目には見えないものを探求するとき、そこにあるのは相手を思いやる気持ちと想像力です。
皆さんは普段想像力をどれだけ使っているでしょうか。
少し先のことを考えてみた時に、その未来がまるで現実のようにありありと感じられることはありますか。
見ていないこと、触れていないことを、すでに知っているかのように想像することは出来ますか。
この想像力の強さを、もう少し真剣に考えてみてもいいのかもしれません。
例えば、目を閉じて身体のどこかを動かしてみてください。
腕をあげてみるとか、手のひらを握ったり開いたりとか。
その時に、目を閉じていても、身体の動きや肌の色、動いている時の時間、触れる空気の流れ、それらをまるで見ているかのように鮮明に想像してみるのです。
これは、想像力を培うことに効果のあるトレーニングです。
人は、自分が想像できないことや想像できない姿にはなれません。
この先に、夢が叶った姿が全く想像できない。
そうなる姿が思い浮かばないとき、その方向には進めないのです。
ですから、例え今現実に手にすることが出来ていなくても、
まるで見ているかのように、そこに居るかのようにありありと想像できるときにはすでに叶っていると考えて良いと思います。
ここでのポイントは、
『まるで、すでにそうなったかのように』
ということが大事になりますから、ただそうなりたいだけではなく、
叶った時のことを、とにかく具体的に想像することが必要です。
運動指導の中で取り入れていますが、そのようなトレーニングを積んでいくと、次第に相手の気持ちも何となく想像できるようなります。
相手から流れてくる温かい気持ちもあれば、時にはとげとげしいものを感じることもあります。
ただ、あまりに敏感のなりすぎると、共感力が高くなっていろんな人の気持ちを汲んでしまうこともあるので、そこはほどほどでもいいかもしれませんが。
いかがでしょうか。
今日もお読みいただきありがとうございます!
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