何事も全力で #21
あなたは豊かな生活を望みますか。
もし、そうであればあなたの感情や思いを豊かにすることをおススメします。
どういうことかというと、赤ちゃんのようになるのです。
おなかが減って不機嫌になったら、周りが耳を閉じたくなるぐらい全力で泣き叫んで不機嫌さを味わうのです。
嬉しいときは、まるで世界中が笑顔に包まれそうになるほど全力で喜べばいいのです。
怒りたくなったら、火山が噴火してしまうのではないかと思うのではないかと思うほど、全力で怒ればいいのです。
ただ、これを読んでいる人はもう赤ちゃんではないと思いますので、他の人の前でしてしまったら、かなり影響が出てしまいますので、あくまで一人で行ってくださいね。
そして、その全力で感じた思いや感情を目一杯味わったら、その感情も含めた自分を抱きしめてください。
人生はテーマパークのようなものです。
テーマパークでは、絶叫マシンに乗って刺激を味わったり、お化け屋敷に入って恐怖を感じたり、メリーゴーランドでほのぼのとした感覚を楽しんだり、パレードを見て喜びを抱いたりします。
でも、いろんな感情を味わったからと言って、そのテーマパークを憎んだり、恨んだりはしませんよね。
人生も同じです。
楽しい出来事、時にはつらいこと、恐怖や心配もあるでしょう。
でも、それはいろんな感情を味わうために用意されたものだとしたらどうですか。
だとしたら、我慢しないで全力で味わって、その感情や思いを抱きしめてください。
いい大人なんだから我慢しなければいけない、と思うかもしれません。
周りに人がいたら、そうですね、少し言動に我慢も必要です。
ですが、逆にあなたがテーマパーク従業員だったらどうですか。
お客さんが楽しんでいなかったら、もっともっとサービスを充実させて、何度もテーマパークに来てほしいと思うでしょう。
それと同じで、感情を豊かに感じていない限り、手を変え品を変え、何度も何度も同じ感情を味わうような現実が繰り返されるのです。
出来事起こったとき、人はその現象に目を向けてしまいがちですが、もし少しでもゆとりがあれば、
『この現象や現実を通じて、私は一体何を感じたいのだろう』
と自分に問いかけてみてください。
現象を通じて、自分の感情を知りたいのであれば、私たちは、いつでも様々な感情を自分の中から選択し、取り出すことができます。
それは、初めから持っていて、私たちはすでに豊かであるともいえるのです。
感じたいものが見えてきたら、その感情や思いを全力で味わい、最後はそれを持っている自分をただ愛する。そして、許します。
そうするうちに行きたいテーマパークも変わってくるかもしれません。
でも、どこに行ってもあなたは人生というテーマパークを楽しむことができるのです。