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私は今こそ峯田和伸さんに感謝したい。

こんにちは、とかちです。
今回話したいテーマはタイトルの通りです。そういうことです。

すみません。真面目にやります。


私がなぜこのように感じたのかと言いますと、大学生の最後の年に、僕の命を幾度となく救ってくれた命の恩人に心の底から感謝したいと感じたからです(僕が鬱診断を受けて人生がどうでも良くなるくらいしんどかった時の話はまた後日…💦)。

そこで、僕が峯田和伸さんに出会ったきっかけや僕の音楽観に与えた影響などを振り返って行きたいと思います。

出会い
高校2年生の夏。当時の僕の音楽は、親の影響もあり、「THE BLUE HEARTS」「エレファントカシマシ」「ウルフルズ」このふたつのバンドのみで成り立ってました。どれほど好きだったかと言うと、当時付き合っていた彼女にエレカシの名曲「ガストロンジャー」を聞かせてあげたら、「なんかうるさくて好きじゃない」と言われて男ながら蛙化現象を起こしてしまったほどでした(申し訳ないけど今でも許していません)。
本題に話を戻して、

部活帰りのバスの中、当時所属していたラグビー部の同級生でもあり、学生寮の隣人、僕の数少ない親友エンドゥー君に「ブルハとかエレカシ好きならこれもいいよ!」と言われて彼の有線のイヤホンを受け取り耳にあてました。


「カナシイウワサヲキイターアノコガーインランダナンテウソサー」


(…なんだこれ…!グサグサと掻き鳴らす演奏、特徴的な声、い、いんらん…!?曲名「援助交際」…?えっど…)

頭の中のクエスチョンが煩悩の数くらいまで膨らみました。ただその疑問をかき消すほどの大きな感情が1つ、頭の中にグサリと刺さりました。

「俺、この人好きだ」

気持ちのモヤモヤとなぜこんな人が好きになるのかと言う疑問が混在しました。ただ、私はこの気持ちの固結びをゆっくりとほぐしたかった。あいにくその日の夜は部活の疲れで泥のように眠ってしまったので、次の日の通学バスで、前の月にファミリープランで安くなるからと姉から半ば強引に入れられたSpotifyで聴いてみることに。(「惰性で登録しただけでロクに使っていなかったアプリがここで役立つのか…!」)とワクワクしながら、記念すべきSpotifyの最初の検索画面に「援 助 交 際」と入力。
すると名前のインパクトには似ても似つかない可愛らしいジャケ写が、、興味がさらにそそられ、夢中になって再生をしました。

間違いない、あの瞬間だ。そう思いました。

あの瞬間とは、私が曲の冒頭を聞いただけで「このバンドは好きだ、このバンドの世界観に飛び込みたい。全ての曲を知りたい」と思う状態であり、音楽における一目惚れみたいな感じです。先程少し述べたTHE BLUE HEARTSの「少年の詩」、エレファントカシマシの「俺たちの明日」を聞いた時に起こった状態だと確信した私は、銀杏BOYZの全てを知りたいと思いとにかく聴きまくりました。銀杏BOYZに限らず、GOING STEADYやスカパラやオナマシとのセッションも、焼き付けすぎて目が燃えるほど自分の高校時代の思い出として残そうとしていました。

部活の試合前は「駆け抜けて性春」

卒業式の朝は「童貞ソーヤング」

京都の大学へと向かう飛行機は「東京」

煉炭を買おうとした時には「銀河鉄道の夜」

高校時代の自分の大きなイベントの時に常に自分の耳に流れていた音は彼らでした。彼らなしでは今ほど音楽を聞かなかったでしょうし、人生の彩り方もまた違っていたと思います。

あの時から約4年が経ち、あの時よりも聴く頻度は確かに下がりました。でも、だからこそ感謝をしたいんです。自分の心の中に峯田和伸と言う男が住み着いた証拠だと思うから。だから胸を張って言いたい。
「峯田さんありがとう」と。

皆さん、普段どれだけ峯田和伸さんに感謝してますか?

皆さん、普段から何度峯田和伸さんに命を救ってもらいましたか?

私のこの叫びを聞いて皆さんはどう感じましたか?
「当たり前だろガキが!」
「お前なんかに言われんでも分かってるわ!」
と思ってる方も多いでしょう。そんな方には予めお詫び申し上げます。すみませんでした🙇‍♀️
ただ、自分の心に問うてみてください。当たり前すぎて忘れていませんか?
水が出る生活が当たり前の日常で日々水道局の人に感謝しながら蛇口捻ってますか?少なくとも僕はしていません。
メキシコから日本に初めてタバスコを持ち込んだアントニオ猪木氏に感謝しながらご飯食べてますか?蓮舫さんくらいならギリしてるかもしれません。
日常に溢れた大きな幸せは常に影を潜めています。今回のnoteで少しでも幸せを感じ感謝をしたいと思ったそこのあなた、そんな幸せを今一度噛みしめて、部屋の中で一人「BABY BABY!」と叫びましょう。

最後までご覧頂きありがとうございました。皆様の反応が私の寿命を一秒一秒伸ばしています。また次のnoteでお会いしましょう💪

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