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アラサーバツイチ看護師のお財布事情

 お疲れさまです。
最近は楽天証券にログインする前に深呼吸しているエポナです。為替とか利上げとかよく分からないけど資産が減っていることだけは分かっています(白目)何だか歴史的な値動きになっているようですね。

 今回は私の金銭感覚についてお話したいと思います。





1. 幼少期の影響


 私が生まれた時から父親は単身赴任をしていました。週末のみ帰宅する生活を送っていましたが、とうとう一緒に暮らすことはなく、私が小4の頃に両親は離婚しています。詳細は分かりませんが養育費は十分でなかったようで母は仕事を掛け持ちしていました。

 実家は中古の木造平屋。お世辞にも広くないですし、押し入れからは隙間風が吹いてきて冬は極寒でした。Gだけではなくネズミもいました。弟はネズミホイホイに引っかかった死骸がトラウマで今でもハムスターが苦手だそうです。必死にもがいたのか、ちらりと見えたネズミの足はもげていました。

 同級生の家は綺麗な二階建てのお家がほとんどで、いつもお母さんが家にいて美味しい飲み物とお菓子を出してくれます。私は自分でも気づかないうちに劣等感を抱いていましたし、恥ずかしくて友達を家に呼ぶのが嫌でした。

 顔を会わせるたびに「うちはお金がない」と言う母親。分かってるよ母さん笑。積み立てていた学資保険に父親が手を出したらしく、私が高校生のある日「悪いけどあんたを大学に行かせるお金はない」と母親から面と向かって言われました。大学に行きたかったのでショックでした。

 その日から私は無利子の第一種奨学金をもらうために猛烈な努力を始めます。

 受験勉強はもちろん定期テストでも常に学年順位一桁をキープ。身なりや言動にも気を遣い内申点UPを目指しました。途中ストレスで拒食症を発症し保健室登校もしましたが、無事に奨学金を受け取ることができました。国公立大だったので学費の自己負担はほぼなかったと思います。奨学金は今も毎月返済しているので、明細を見るたびに悔しいようなやるせないような気持ちになります。

 まぁそんなわけで私は貧乏恐怖症のような感じになっています。決して高収入ではないものの稼いだお金を使うのが怖いのです。

 食費を削り物欲は殺し、度を越した節約をしてしまいます。親からお金がないと言われすぎてお金がなくなることが恐ろしくて仕方ありません。洋服はなるべくリサイクルショップで購入したいですし、美味しくなくてもPB商品ばかり選んで食べています。納豆と卵かけご飯が基本の夕飯です。

 唯一贅沢したのはずっと憧れだったMINIに乗っていることくらい。愛犬にかかるお金や誰かへのプレゼント、(本当に会いたい人との)ご飯代や飲み代などはあまり気になりません。自分のために使うときに最も罪悪感を覚えます。


2. 資産運用と将来の夢


 ひとまずの目標額まで貯金ができたので、今更ながら資産運用について考え始めました。ちょうどNISA制度が刷新されるタイミングで積立投資を開始しています。毎月の収入から積み立てるというよりは、銀行口座の預貯金をコツコツ投資信託に置き換えているイメージです。積立開始前にある程度アセットアロケーションを考えておいたのですが、仕事のしんどさが限界点に達して退職することになりましたので、んーちょっとどうしようかなぁ…という感じです。安定した収入が途絶える可能性大なのと引っ越しに伴う出費があるので。

 ちなみに超絶コミュ障なので再婚は選択肢に入れていません。生きていく中でめちゃくちゃ相性の良い人がいたら晩婚とかはあるかもですけど。原則的には自分の力で這いつくばってでも生きていくしかありません。

 一つの夢というか、思い描いている理想像はやっぱり戸建を建てることですね。小さくてもいいけど寒くなくて綺麗な家。寒さに震えながら受験勉強した日々が少しでも報われてほしい。良ければ母も一緒に住まわせてあげたいです。母に「もうお金の心配はいらないから」と言ってあげたいし、母を家で看取れたらその瞬間にやっと私の人生は完成するような気がします。依存とか支配されているとかではなくて(普段はそんなに連絡もとりませんw)、苦労の多かった彼女の人生の最期を幸せなものにすることが、娘である私の使命だと感じています。あ、ダックスを多頭飼いするのも憧れです。

 そして最後に自分の老後(そこまで生き延びられるか分かりませんが)。弟に迷惑をかけないようにしておかなくてはなりません。施設に入る分のお金も貯めておかないとなぁ。


3. 定額寄付について


 私は現在3つの団体に毎月定額寄付をしています。

 ①アムネスティ・インターナショナル(世界的な人権擁護団体)
 ②国境なき医師団
 ③国連UNHCR協会(難民を支援する国連機関)

 いずれも本当に少額ですが。 

①アムネスティは国連にも発言権がある国際的な人権擁護団体で、重大な国際法違反や人々の人権が著しく侵害されている場合に抗議や署名活動を行っています。公益社団法人でいずれの国からも支援を受けていないので、公平な立場で国境関係なく活動しています。主な活動場所はヨーロッパのようですが世界各国に事務所があります。もちろん日本にも。個人的に基本的人権はとても大切だと思っていて活動内容に賛同したのがきっかけです。会員でなくてもオンライン署名できるので気になった方はHPを覗いてみて下さい。

②国境なき医師団は医療者の端くれとして応援したい気持ちから。医療の原点を忘れずにいたいから、というのもあります。ガザ地区における医師らの勇姿も見守っています。

③UNHCRは主に子供達を応援したいからですかね。まさに自分も金銭的な事情で学業を継続するのが大変だったので。子供達は世界の希望そのものです。難民移民の問題は日本ではあまり馴染みがないですが、自国の統治ができない国家に対しては国際社会がもっと関心を向けてあげないとなぁと思います。もちろん北も然り。

 ボランティアなどを検討していた時期もあるのですが、私は初めて行く場所や環境の変化が得意ではなくどうしても応募できませんでした。でも募金ならコミュ力0でもできるし、私ができないことを素晴らしい方々がやってくれているので微力ながら支援するために始めました。

 あとはビッグイシューという雑誌も定期購読しています。赤いベストを着て路上で雑誌を売っているおじさん見たことありませんか?都内が多いのかな。売上の一部が販売者(生活困窮者が多い)の収入になります。このビッグイシューはさまざまな社会的な問題を取り上げていて普通に読み物としてハイクオリティで面白いです。実は世界的な取り組みのようで、名称は違えど各国で同じような取り組みがなされています。雇用を産む取り組み、良いですよね。

 これらはなるべく続けていきたいと考えています。たとえ偽善でも自己満でも、くだらないもの買うよりマシだと思うので。自分が生きている間に0.00001ミリでも世界が平和になってくれたらいいなと。絶対無理なことは分かっていますが、私は無謀にも願っています。



 後半話が脱線してしまいましたが、私の金銭感覚についてでした。

 映画を観る時間がとれないため雑記でした。コロナの流行で連日激務が続いており、心身ともにやつれてきています。こんな時は残酷無慈悲な映画が観たいです!

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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