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死霊館のシスターを観てたらヴァラクに殺されかけた話。

 大好きな死霊館ユニバースの作品だけどシスターシリーズは観ていなかった。ネトフリで最新作が配信されてたので1,2を二夜連続で鑑賞。結論、合わせて15回くらい心臓が止まりました。そんなにジャンプスケア多用せんでも…身がもたないて。映画館で観てたら声が出てたに違いない。

 宗教色が強いせいかストーリーがちょっと頭に入りづらくて、やっぱり単純明快なウォーレン夫妻の悪魔ハントの方がいいなーと思ったけどびっくり要素は満点。誰かとワーキャー観るのが楽しいかも(妄想)

 1作目と2作目を合わせてさくっとレビューする。


・死霊館のシスター(2018)

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〈あらすじ〉

1952年、ルーマニアの修道院でひとりのシスターが自ら命を絶つ。事件には不可解な点が多く、真相を究明するため派遣されたバーク神父と見習いシスターのアイリーンは、調査の過程で修道院に隠された想像を絶する秘密にたどり着く。そして2人は、決して関わってはならない恐るべき存在「悪魔のシスター」と対峙することになる。

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 スピンオフということでちょっとナメてたけどまぁまぁ怖い。アナベルもそうだが、死霊館ユニバースはメインの作品よりスピンオフの方が怖いのあるあるだと思う。アイリーン役はロレイン役の女優さんの妹。どうりで似ている訳だ。

 物語全体の雰囲気が暗くて不気味なのがよい。神父が棺桶に閉じ込められるシーンも緊張感があってよかった。悪魔を対峙する際には、聖水だけではなくイエス・キリストの血という新たなパワー系アイテムが登場する(獲得難易度はMAX)最後繋がるねぇ…エンフィールド事件にさらっと出てきたあのシーン。資料映像の中の青年はフレンチー、お前だったのか。ちょいちょい出てくるウォーレン夫妻にめちゃくちゃテンションあがる。

・死霊館のシスター 呪いの秘密(2023)

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〈あらすじ〉

1956年、フランスで起こった神父殺人事件をきっかけに世界に悪が蔓延する。ある特殊な能力を持つシスターのアイリーンは、教会の要請を受けて事件の調査に乗り出す。人々を救うため自らの命をかえりみずに祈りをささげるアイリーンは、ついに悪の元凶である恐怖のシスター、ヴァラクと対峙する。

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 続編となる今作は、アイリーンとモリース(フレンチー)以外の登場人物は刷新されている。前回モーリスに乗り移ったヴァラクは、姿形を変えながらいろんなところから襲ってくる。前作にも増してジャンプスケアはパワーアップ。ヴァラクが私の心臓も止めようとしてくる。ソフィーを追いかけてくるモリースがシャイニングくらい怖いし、子供達がたくさん出てくるので死霊館ぽさも感じられる。

 だけど正直なところ前作の二番煎じ感は否めず、周りの環境が変わっただけでもう一回同じことをやっているように思えなくもない。サムネもどっちがどっちでも良いもんね。設定的にはモリースは悪魔祓いに失敗して死亡しているようなので3作目もありそう。エンドロールの途中に夫妻がちらっと出てくる。お決まりのこの演出は良い。

 うーん…。面白くない訳ではないけど、ホラーなのかアクションなのか感動ものなのか、ちょっとごちゃごちゃしてたかな。やっぱり愛と勇気だけで悪魔に打ち勝つ夫妻の活躍が観たいなと思ってしまった。死霊館ユニバースの次なる作品に期待。普通にウォーレン夫妻がモリースの悪魔祓いをする話で一本作ってくれないかな〜

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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