「ITIL® 4」って、現場レベルで本当に役に立つの? ~動画で学ぶ「ITIL® 4」
これまでePlugOne公式noteでは、たびたび「ITIL® 4」に関する内容を取り上げてきました。それらの投稿を読んで、「『ITIL® 4』が何かはわかったけど、それって本当に現場の役に立つの?」と思った人も、いらっしゃるかもしれません。
そう思うのは、ある意味では当然のことです。なぜなら「ITIL® 4」の内容を学び始めたほとんどの人が、同じように思うのですから。
「ITサービスマネジメント(ITSM)」の最新の手引き(ガイダンス)である「ITIL® 4」を学び始めると、「サービスバリューシステム」や「サービスバリューチェーン」など、いままで馴染みの薄かった様々なフレームワークを目にすることになります。
「サービスバリューシステム」とは「価値創造を促進するために組織のすべてのコンポーネントと活動が、いかに連携して機能するかを表すモデル」です。「サービスバリューチェーン」は、「サービスプロバイダが価値を実現するために、どのように活動するべきかを考えるための運用モデル」、なのですが……。「なんだか難しそうだけど、これが現場でどう役に立つの?」という疑問が頭に浮かんでくるわけです。
今回はそんな疑問を抱いている人におすすめしたい、YouTube動画を紹介しましょう。
この動画は「ePlugOne」があげているもので、語り手は当社代表の鈴木が務めています。
動画の内容を簡単に説明しましょう。「ITIL® 4」を構成するガイダンスの1つである「CDS(Create、Deliver and Support:作成・提供およびサポート)」の内容をベースに、ITSMのモダナイゼーションの必要性や、それを実現するために「ITIL® 4」を具体的にどう活用するかについて、語ったものになります。
動画でわかる「ITIL® 4」の重要性
動画ではITSMのモダナイゼーションの意義を、トヨタ自動車のEV戦略に置き換えて説明しています。
鈴木は「ePlugOne」講師の他、企業向けのコンサルタントとしても活動しています。そこで培った知見を反映した、具体性に富んだわかりやすい内容を意識しています。
動画視聴後には、「ITIL® 4」の具体的な活用法はもちろん、ITSMのモダナイゼーションを実現する上で「ITIL® 4」を学ぶ意義についても理解できているはず。動画は12分ほどの長さですので、移動中やちょっとした空き時間などに、気軽に見ていただけたらと思います。「ITIL® 4」への理解がさらに理解が深まること、保証します。
たとえ「ITIL® 4」に書かれている内容を完ぺきに覚えたとしても、実際の現場でそのノウハウを利用しなければ、宝の持ち腐れになってしまいます。だからこそ「ePlugOne」では、講師と受講者とのインタラクティブなコミュニケーションを介して、受講者に実践的な知識を身につけてもらうことを重視しています。興味がありましたら、ぜひ以下のページから詳細をご覧いただけますと幸いです。