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電車男。その2。

こんばんは。エピスフランクフルトの反保(タンポ)です。

今回はこの電車についてお話ししたいと思います。

今回、この電車について取り上げようと思ったのには理由があります。
私はオンライン上のアイコンをこの列車の写真にしています。
オンラインで授業をしたときに生徒から「先生のアイコンの電車ってスペインの・・・ですよね」と言われたことが「何度か」ありました。

スペインに住んでいない生徒でも、スペインの電車について詳しく知っている(しかも複数の生徒!)ことに非常に驚きました。
この電車についてもっと知りたい生徒がいるみたいですので、ここで軽くご紹介します。

この電車のスゴいところは見た目のインパクト以上にスゴい特徴があります。
乗客が乗ったまま車輪の幅を変えられるところです。
大したことないかもしれませんが、実は大変なことなのです。
なぜなら、日本でもこのようなタイプの電車を西九州新幹線向けに開発しようとして2018年に断念しています。
それをスペインは2007年には実用化していて現在も各地で走らせているのです。
スゴくないですか?

私はこのことを知ってから、この電車が車輪の幅をどのように変えているのかに非常に興味を持ちました。
そこで、高速線と在来線の切り替えポイントがありましたので見に行きました。
車輪の幅の切り替えポイントはこの施設です。

のぞいて見ると異なった幅の線路が途切れて配置されていて、奥の線路幅が手前よりも若干狭いのがお分かりになるでしょうか?
この建物を電車がゆっくり通る間に車輪の幅が変えられるのです。

ずっと前に動画も撮りましたのでぜひご覧ください。
↓↓

このような電車に興味がある方は日本人にもたくさんいらっしゃるみたいです。
(香港でも言われたことがありますよ!)
是非ともスペインに行かれた際には乗ってみていただければと思っています。

私たちepis Education Centreは、みなさんの一見すると無駄に思える知識や好奇心を大事にしています。
こういった好奇心が夢となり、それが将来目指す道につながる「かも」しれません。
もっと身近なことを言えば言えば、受験などで役に立つ「かも」しれません。

お子さんの「無駄?!知識」は無駄ではありませんよ。