2022年ことはじめ①2022年予想:データを集めて提案する職種が認められる年!
新年あけましておめでとうございます!
昨年は、本当に多くの皆様に出会い、学び、進んでいくことができました。(2021年ことじめnote)
一つ一つの出会いに感謝しながら、本年も進めて参ります。
どうぞよろしくお願いします!
2022年抱負:要約
2022年:プロポーザー(提案者)が一つの職種として認められ始める元年
1)DX推進部門
2022年、DX推進部門はただの特命部門・短期間の部門から、一つの部署として確立し始めます。そして、そこに所属する人はプロポーザー(提案者)という職種として広く浸透する動きが生まれると感じます。
その時、初めて情報システム部門や外注部門ではないプロポーザル部署ができ始めます。マーケティング部門でマーケターがMAツールやデジマサービスを使うように、プロポーザーはあらゆるツールを使い、社内でどのようにあらゆるツールやサービスの実装を行っていくか検討します。
これは、一見するとマーケティング部門の動きと似ていますが、実装を可能とするレベルでのデータが求められ、かつ、社内であるからこそ集めづらいデータに時間を取られていきます。
労働集約でノウハウを必要とするにもかかわらず、必要となる大量のデータに高額なコンサルを当てることが難しいと気づいてきている企業も少なくないと感じます。
2)中小企業
中小企業でも、このような変化は少しずつ起きてきています。中小企業庁とデジタル庁、都道府県の助成金や補助金に応募する機会が増えてきて、これらの行政の認定支援機関と類似する知見のある方が状況ヒアリングを行っています。彼らが行政を中心に置いたプロポーザーとなります。
予算が限られる中小企業だからこそ、確実なコスト削減・売り上げ向上へつなげる必要があります。DX部門が大規模にある企業とは違った実装が必要となり、より多くのステークホルダーと協力しながら協力していく必要があります。
3)DXソリューション提供企業
DXソリューション提供企業はコンサル機能の有無でプロポーザーとの関わり方が変わります。コンサル機能がある会社は、実証実験でのプロジェクトマネジメントをDXソリューション提供企業側でも求められるようになっています。
しかし、DXソリューション提供企業はAIやEdgeのような各社のコア技術に注力した実証実験が行いたい場合があります。ここでもプロポーザーと実装をつなげる役割が求められます。
コンサル機能が必要ない企業は、初期フェーズは手離れが良くカスタマーサクセスの最低限の機能で対応可能な案件を優先させたいのでそのような振る舞いをします。
一方で、ある程度のフェーズとなると、シナジーの高い他のソリューションとのパッケージ販売・コンサルティング提案の機会をプロポーザーと模索する必要が出てきます。
おわりに
まだ検証段階ではありますが、上記のような職種として、新しい市場としてのホリゾンタルなDXをSaaS for SaaSを超えたプロポーザーが作り上げる時代へ変わっていくと、私は考えています。
続いて、抱負を書いていきます!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?