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障害者雇用 微笑ましいひととき

今働いている会社の特徴なのかもしれないけれど、社員たちはたまーに休日に集まったりしている。

野球観戦とかBBQだとか、家族も呼んだりして、それはもう仲良しこよしである。

今の部署ではLINEグループまで作っていて、なんだかプライベートとパブリックの境目がどうなっているのか分からなかったりするのだけど、一定の気品は保ちつつ、ざっくばらんである。

そんなこんなで今日の勤務中、LINEグループに、出張している課長からメッセージが届いた。

こないだ話した山荘で泊まろう、ということだった。

なんと仲の良いグループなのだろうか。

課長補佐と係長がLINEを見て、さあどうしようか、みんなは予定はどうだ?など騒がしくなっていた。

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ところで、私はこういう集まりには参加しないキャラを徹底しているのだが、それでも優しさからか、みなさんはいつもお声をかけてくださる。

今回も「エピレシアさん、どうする?」と聞いてくださった。

もちろん行かないのだが、断るのにもいろいろと工夫を凝らす。

行かないけれど、和やかな雰囲気を崩さないのもまた、私の理念だからである。

そこで普段は一切見せない、皇族のような優しい満面の笑みを返してみた。

無言で。

するとみなさん爆笑してくれて、担当課長は「おー!課長に報告しよう、AさんとBさんは行く、CさんとDさんは行かない、エピレシアさんは笑顔」

さらにどかーんと笑いが起こる。

なんと微笑ましいことか。

行かないという選択肢に対して、笑いで返してくださる。

ほのぼのしたひとときになった。

おかげさまで無事、私は不参加ということで課長に連絡してくださった。

平和が何よりである。

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