どっちでもいい(コントロールを手放す)
(2015年から年明けにかけてつきあっていた、元恋人。シリーズを別マガジンに順に上げていきます)
こちらは、別れた直後に
「別れるべきか否か」ということで
あれこれコメントをいただいた件について。
○
青森産のりんご、食べてみました。
今はなき、山下・・・・りんごを残して・・・
山下の件について、みなさまからいろいろコメントをいただきました。
「山下かわいそうやん」
とか、
「山下でいいやん」
とか、
「もし私が素直になっていたら、山下はそばにいたのか否か」
「わたしが手放したことが、正解だったのか否か」
お答えしましょう。
どっちでもいいです。
コメント自体はみなさま暖かいメッセージばかりで
ありがたい限りなんですが、
そもそも、
わたしが山下と一緒にいようがいまいが、
山下が引き続きわたくしの人生に参加しようがいまいが、
山下を手放したことでわたくしがオエオエ寂しさに苦しもうが、
山下がひっそり届けたりんごを食べて切なさを味わおうが、
山下がいなくなったことで
これを読んでいる読者のなかの運命の人に
出会うのが早まろうが、
今度の出張でその運命の人に出会っちゃおうが
引き続きひとりさびしいクリスマスを過ごそうが、
それはね、
どっちでもいいことなんです。
たとえば
離婚しようかしまいか迷われている方。
仕事続けようか辞めようか迷われている方。
多いかと思います。
だいたいみなさん
「これとこれで悩んでいます」
とおっしゃるのですが、
そこで多い誤解が、
「仕事を辞めれば解決する」
「離婚をすれば今の悩みは終わる」
と思われている方が非常に多いんですね。
でも、例えば
「仕事を嫌々やっている自分」からすると
「勇気を出して仕事をやめて自由になっていく友人」
は
キラキラしてみえるわけです。
そこで、
「勇気を出して自分も仕事を辞めれば幸せになれるかも」
という幻想にとらわれることになります。
でも、実際自分の本当の魂の声を
聞き逃さないように注意深く耳を傾けていくと、
実は「離婚する」ことがしたいのではなく、
「本当はセックスレスの旦那さんとラブラブに戻りたい」
という本音が見えてきたりします。
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