【提言】NHKに好意的な人を想定してNHKスクランブル化主張をすると良いでしょう
NHKのスクランブル化(観たい人だけがお金を払って観る仕組みや制度)を主張する声も聞いています。この記事ではどのように訴えれば良いかということを題目(テーマ)にして記事を書いていきます。
記事本文
はじめに
雰囲気からしてNHKスクランブル化を主張するのはNHKをはじめマスメディアの報道姿勢に疑念を持つ人が多いように感じます。
YouTubeでもNHKスクランブル化を主張する動画を観たことがあります。どのYouTube動画だったか覚えていないことはご了承ください。かなり前の動画でどれだったかもう分かりません・・・。
その動画自体もコメント欄もNHKに批判的な雰囲気でした。しかし、そのコメント欄の中に「私はNHKが好きなのに酷いこと言わないで」という趣旨のコメントがありました。
これを見て思ったのがこの記事の題名(タイトル)に書いたことです。
NHKなどを嫌い批判的に主張する前提よりもむしろ好意的な前提でNHKの料金徴収のあり方を問うのが良いのではと。そのため、私は上記の「NHKが好きなのに・・・」と書いた人に対して
「NHKが好きだからこそNHKの料金徴収は観たい人だけがお金を払うようなあり方を主張するのも良いのでは」
といった趣旨の返信をしました。するとその人から比較的好意的なコメント返信がありました。
NHKが好きだからこそきちんと受信料を払って貰うにはどうしたらよいか?という方向性で考え主張するほうがNHKや総務省など当事者にも受け入れやすいでしょう。
そこで、私なりに考えたNHK受信料体系の案を書いてみます。
1・(仮称)段階的料金制
多くお金を払うほど視聴できる番組分野が多くなる制度
例
0段階:受信料を支払わない(受信料を払えない・払いたくない人も含む)それでも災害等の緊急放送は無条件で即時放送し視聴できる
1段階:0段階に加え、ニュース番組分野のみ視聴できる
2段階:1段階に加え、教育系番組まで視聴できる
3段階:2段階に加え、娯楽系番組など全ての番組を視聴できる
2・(仮称)番組分野選択制
受信料を払えない・払いたくない人でも緊急放送は無条件で即時放送し視聴できることを前提にした上で、視聴したい番組分野を選択して契約する制度
番組分野分類例:
ニュース(報道)・教育・娯楽・教養 など。その他様々な分類ができると思う。その分野に応じて月額もしくは年額料金を設定。複数の番組分野を契約する場合はセット割引もあり。
おわりに
NHK受信料金体系の方法は他にもあると思います。例えば番組単体で購入するというのも有りでしょう。
NHKの受信料のあり方について考えると意外とわくわくしました。受信料のあり方を改善すると様々な創意工夫がもたらされ、NHKという報道機関の質が上がりそうな気がしたからです。
問答無用で国民から強制的に受信料を徴収しようとするやり方や考え方にこだわるよりも、観たい人だけから受信料を頂くやり方や考え方に切り替えると、NHKは今よりも国民から好意的に受け止められるようになるでしょう。
NHKに批判的な意見が出る大きな理由は強制的に受信料を取ろうとすることにあります(もう一つは俗に言う「偏向報道」などの報道姿勢)。
災害などの緊急放送を除いて観たい人だけが契約し視聴するのがNHKへの好感を高めるのに有効です。
一方、NHKのスクランブル化を主張する方は、
NHKなどに批判的・敵対的になって主張するよりも、NHKに好意的な層を想定して上記のような提案や提言もして主張し、NHKに好意的な層を取り込むようにして主張なさるとNHKのスクランブル化実現につながりやすくなると思いました。先ほど申し上げたように、NHKや総務省など当事者の心証的にも受け入れやすくなる可能性を引き出せるかもしれないからです。
このような方向性からの提言をしたいと思い、この記事を投稿します。
この記事の要約
NHKのスクランブル化(視聴したい人だけが料金を払い視聴できる仕組みや制度)を主張する声も聞く。だが、それはNHKに批判的な意見を持った人が多いように感じる。
しかし、むしろ逆にNHKに対して好意的な考えや気持ちを持つ人たちを想定し、さらには様々な料金体系のあり方を提言して主張する方が効果的だと思う。NHKや総務省など当事者からの心証も良くなるかもしれないから。