Pythonの基本(2)
こんにちは。
特に好評でもないんですけど、始めちゃったんで続けます。
今日は、とりあえず読み方を覚えようの回です。
単語同士をつなぐピリオド "."
単語の後ろにつく四角カッコ "[" "]"
単語の後ろにつく丸カッコ "(" ")"
コロン ":"
演算記号 "+"、"-"、"=" など
今回はこれらの「読み方」の解説をしたいと思います。
"." /ピリオド
単語はプログラム上で動作する「モノ」を表し、Python上はすべて同じ「オブジェクト」と呼ばれるものです。
とりあえずはそういう名前のモノなのだ、と読めば良いです。
ピリオドでつながった後の単語("b")は「a の所有物」なので a の仕様をドキュメントなどで確認することで正体を知ることができます。
ドキュメントを見ないといけないので、この部分はある意味「わからなくて当然」です。
"[ ]"/四角カッコ
四角はオブジェクトの中身にアクセスする操作を行う記号です。
a[2]
であれば「a の中身の2番目のオブジェクト」
(※インデックスは0始まりなので、実際には3個目です)
a["cat"]
であれば「b の中身の cat という名前のついたオブジェクト」 のように「読む」ことができます。
四角カッコが出てきたら、「オブジェクトが持っているデータにアクセスしている」と思えばよいです。
"( )"/丸カッコ
丸カッコはオブジェクトに仕事をさせる記号です。
仕事をさせるにあたってオブジェクトにはカッコの中身が与えられます。
どんな仕事をしてくれるかは、オブジェクトを定義したとき(造ったとき)に決められています。 ですので、
d = c("cat")
のように書くと「c に "cat" を与えて仕事をさせる」
「仕事の結果(「戻り値」と言います)を d という名前で保持する」
と読めます。
何が起こるかは c の定義を調べる必要があります。
とにかく、丸カッコが出てきたら「なにかの処理をしているんだ」と思ってもらえたらよいです。
"#"/コメント
コードを読み解くには知識が必要ですが、多くの場合#以降に意味を書いてくれています。
コメントはエディタ上ではハイライト表示されていることが多いです。
#を見つけたら 、とりあえず「コードが分かりやすくなる説明を書いてくれているんだな」っと思って、意味を調べてながら読みましょう。
":"/コロン
if やfor の行の終わりにコロンがついており、次の行がインデントされていることに気づかれたかもしれません。
if wake_up_time == 7:
print('朝ごはん')
これは Python の約束事で、「コロン+インデント」によってコードがブロックに分けることで、どのかたまりが if や for の影響範囲なのかを示しています。
※インデント(半角スペース4つ)が無いとエラーになってしまいます。
演算記号(演算子) "+"、"-"、"=" など
これらの動作はケースバイケースですが、基本的には四則演算をイメージすれば間違いありません。(”+”、”-”、”*”(かける)、”/”(割る))
"=" については基本的にプログラミングでは、「右辺のものを左辺の名前代入する」という意味になります。
基本的な部分って案外読み方のってないんですよね。
知ってるわ、それぐらいと思うかともいらっしゃるでしょうが、私は知りませんでした(笑)