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公立高校受験(一般選抜)の攻略法


実際に合格した人の点数と自分の点数を比較する

事予めすれば則ち立ち、予めせざれば則ち廃す

紀元前の中国に書かれた、儒学をその思想的根拠とした四書の一つ『中庸』一節に以下のような文章があります。

凡事,豫則立,不豫則廃。
言前定,則不跲。
事前定,則不困。
行前定,則不疚。
道前定,則不穷。

中庸 第二十章

何事も、十分な準備をして取り掛かれば成功し、それを怠れば失敗する。
発言する前に、十分に考え抜いてから発言すれば、つまずくことはない。
事を始める前に、十分に計画を練り上げてかかれば、苦しむことはない。
行動を起こす前に、予定をしっかり定めておけば、しくじることはない。
歩き出す前に、日程をきちんと定めておけば、途中でへたばることはない。

中庸 第二十章 現代語訳

公立高校入試の一般選抜は、内申点と入試の得点の合計で合格が決まります。保護者の方も、中学生本人も、以下のスプレットシートを早い段階から埋めて、合格するためには入試で何点取るべきなのか、内申点をどれくらいまで上げれば良いのか(ひいては定期テストでどれくらい気合を入れればいいか)が逆算して長期的な目標と短期的な目標を分けて考えてみることを推奨します。今回は、初めに添付したスプレットシートの使い方について、解説していきます。また今回は、新潟県公立高校の一般選抜を例に挙げて、解説します。

入試に必要な得点の調べ方

入試の詳細を知る

都道府県の教育委員会では、入学者選抜要項を公開しており、自分の希望の入試方法を閲覧することができます。

https://www.pref.niigata.lg.jp/uploaded/attachment/339458.pdf

以下のURLが、新潟県教育委員会が公開している、入学者選抜要項です。都道府県ごとにシステムが異なりますので、自分の受ける予定の公立高校を管轄する教育委員会のページを自分で調べてみてください。

https://www.pref.niigata.lg.jp/uploaded/attachment/339458.pdf

この、入学者選抜要項を読み込むと、以下のように、計算式を知ることができます。

https://www.pref.niigata.lg.jp/uploaded/attachment/339458.pdf

比重の調べ方

下のURLを調べると、高校によって、調査書と学力検査の得点の比重を調べることができます。

https://www.pref.niigata.lg.jp/uploaded/attachment/321827.pdf

https://www.pref.niigata.lg.jp/uploaded/attachment/321827.pdf

合格者の得点率の調べ方

各学習塾のホームページで、実際に合格された生徒がどのように得点されたかが掲載されていますので、こちらをご参照いただき、スプレッドシートに入力することで、現状と合格までの差分がわかります。

https://czemi.benesse.ne.jp/open/nyushi/exam/15/naishin/index_sa.html

実際に比較する

実際にスプレットシートに、合格した人の点数と自分のこれまでの内申点を入力することで、本番どれくらいの得点が必要なのか調べることができます。このスプレッドシートは、得点の計算方法、比重をそれぞれの希望の志望校に調整いただき、自分のこれまでの内申点を入力いただくことにより、現状と目標との差分がわかります。

実際に合格した人の点数と自分の点数を比較する
シートは以下参照

公立高校入試攻略のためのシート

以上で使用した、スプレットシートのデータは、以下からどなたでも閲覧可能です。コピーを作成したりダウンロードしたりしても問題ありません。

Googleスプレットシート利用の場合

パソコンでご利用の方は、以上のシートに直接クリックしていただき、

ファイル>コピーを作成 

で自分のGoogleアカウントで編集ください。

Microsoft Excel利用の場合

同様に、先程のスプレットシートのリンクに飛んでいただき、

ファイル>ダウンロード>Microsoft Excel

と選択し、自分のパソコンにダウンロードしてご利用ください。

問い合わせ

入試に関してわからないことや、スプレットシートについてわからないことがあれば、気軽にご連絡ください。当会は完全に無償で全国の生徒に指導をしていて、公開している情報を活用いただき、日本全体として人材の最適化とポテンシャルの最大化がなされることを目的としています。

また当会について、詳しく知りたい方は以下はご参照ください。

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