そして母になる

２３年前の今日　はじめての授乳をした

娘の誕生

妊娠したらすでに　母親　だから
母になった日とは違う気がして

娘に逢えた日である。

初めての授乳は
娘の生命力を感じた

血と肉をわけた我が子　

まさにその言葉が脳裏に浮かんだ。

生まれた瞬間の安堵の幸せより
このときに本当に涙が溢れたのを鮮明に覚えている

産声が小さく　白い塊のように産まれた娘

破水し子宮口が広がってきてるのに
陣痛が弱く
陣痛促進剤をうち　3時間。
あっという間に産まれた

なんだ。お産て結構楽やん？
子育ても言うほど大変そうじゃないな

なんて思って退院した。

当時としてはかなりの色眼鏡で見られるであろう

シングルマザー。

おむつも布おむつでもちろん母乳で。
そう思っていた。私。

産まれて3日目ほどから
乳児湿疹が現れ

ちょっとおませねなんて
助産師さんが言ってくれたから
気にせずに退院　

しかし　日増しに酷くなる湿疹にまず
紙おむつに甘えた。

あまりにひどくなるので
生後1か月でアレルギー検査をした

結果

ありとあらゆるものへの
アレルギー反応をする事がわかり
私の食事制限が始まった。

夏に生まれたからあせもも出来やすかったのだろうか

湿疹があり顔も身体も常にに膿んでいた。

私もストレスと極度の食事制限で
54キロあった体重はみるみる43キロまでおちた。

授乳中のため　おっぱいだけが異常に大きく
グラビアか！とよく笑い飛ばしていたが

急激に痩せたために体力もおちて
よく扁桃腺が腫れた。

友達が助けてくれたし
心まで病まずには済んだ　いや思い返せば
病んでいた。友人もよく支えてくれたな

しかし。。

あまりの湿疹の酷さに母乳と共に
アレルギー治療用ミルクと混合にした。

みるみる綺麗になる　お肌

よく　泣きながら母乳を絞って捨てた。
免疫のために母乳で育てたい
そんな気持ちで日に一度は母乳をあげた。

そんな私を見てたのに。