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京大図形問題のバイブル - 『掌握(緑)』

避けては通れない図形問題


京大を志望する人の中でも数学が鬼門となっている受験生はかなり多いのではないかなと思います。

その京大数学で分離問わず頻出分野となっている『図形問題』

出ると分かっていても対策に手が回りにくい(伸びにくい)分野です。

図形苦手の原因

「図形ってセンスが重要って聞いたことある…」
「中学生の頃から苦手だし、あまり問題集にも載っていない…」

といった事柄が図形問題苦手の原因として挙げられるでしょう。

そんな中で私が受験生時代に出会い、塾講師として働く中でも役立った教材がこの「入試数学の掌握(緑)- https://amzn.to/4bx9lI9です。

この「入試数学の掌握」シリーズは全3冊からなり赤→青→緑の順に読み進めていくことを想定されています。

時間がないが京大図形の全体像を掴みたい受験生であれば、
緑の前半にある図形の見通しについて説明されている箇所だけに手をつけたり、京大に関するコラムを読むだけでも類書を見ないような情報が得られるはずです。

図形問題をどのように解きほぐしていけば良いかについて、ほぼ全ての道具が体系的に網羅されている書籍は他に知らないほどです。
無論、解説はなかなかに難解なものとなっていますが、時間をかける価値はかなりあるかと思います。

参考)軌跡と領域のバイブル - 掌握(青)

苦手とする受験生が多い「軌跡と領域」分野の問題については、
「入試数学の掌握(青)-https://amzn.to/4dPRFJpで尽きます。

この分野の問題の主な解法手段となる「順像法」「逆像法」に加え「包絡線による解法」まで網羅されています。採用されている問題は東大, 京大のものばかりですが、章の初めに網羅されている解法を用いれば解けない問題はないことに気付かされます。

教え子がこれを使用してから(東大模試含め)どの模試でも軌跡と領域の大問で満点以外取らなくなってきたので参考までにご紹介いたしました。

まとめ

最難関大学を目指す受験生が一度は耳にしたことがあるであろう「入試数学の掌握」シリーズ。
難易度ははっきり言って異常に高いです。

全てを読み込むことができるのは余裕のある浪人生や偏差値ヤクザの御方々だけと言えるでしょうが、各論的に読む分には東大や京大を志望校とする受験生全般におすすめできるのではないかと思います。
その点では「青の軌跡と領域範囲」と「緑の図形範囲」はおすすめです。



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